世に「モテる男は聞き上手」ということがよく言われます。
私はコーチという職業柄、聞き上手であることは前提条件として備わっているつもりでおりますが、周りのコーチ仲間を見ていると、敏腕コーチはやはりモテるように思います。
当然、職業倫理上、クライアントさんと○X△な関係にはならないことが求められますが、そこはいつの時代ももつれが生じるもの。人によって色々あるようですね。
完全に男性が売り手市場の今の日本では、特に聞き上手でなくても男性がパートナーを得ることは難しくないように思われますが、もし、モテない男性がいるとしたら、「女性の話を聴くのはめんどくさい」と思っているのではないでしょうか。
実際、マイナビの調査によれば、男性47.5%が女性にめんどくささを感じるそうです。
c.f.)news.mynavi.jp/news/2013/06/14/058/index.html
よく「女性は聞いてもらいたいだけ」と言われますが、少なからぬ男性が負担に感じるこの手の話には3つのパターンがあるように思います。
1.ただ聞いてもらいたい(王道)
これが男性が一番鬱陶しさを感じるところかもしれません。とにかくオチのない話を延々とされることに嫌悪感を覚えてしまうのはわからないではないですが、女性は後に述べる身体的な特徴から、コミュニケーションの取り方がそうなるのが当たり前なのです。
2.相手の男性を試している(覇道)
1.と混じっていることがよくあるのですが、「この人は私のことをわかってくれているのかしら?」といった意図を、意識的に、あるいは、無意識的に持った状態でとりとめのない話をしていることがあります。覇道モードの女性の話をきちんと聞けないと、その後の関係に軋轢が表面化してくることはほぼ間違いありません。
3.弱みを見せる(邪道)
結局は1.と同じなのですが、自分の弱みを見せる話題を振って、相手を惹きつけた上で結局は延々と話をします。女性の性格によって発動しない場合もありますが、王道をうまくかわす男性に対して投下される施策として一般的です。
女性は一般的に男性よりも脳に占める前頭葉の比率が高いため、感情の起伏に富み、感覚的に情報を捉えることが男性と比べて得意で、言語による表現を好みます。
従って、言ってみれば、ああいったコミュニケーションの取り方が、むしろ自然なのです。
コーチであれば、クライアントさんにあるがままの姿でいてもらうこと、そこからより良く輝いていっていただくことが本望ですから、王道であろうと覇道であろうと邪道であろうと女性の長い話を受け容れられないようでは、女性をクライアントに持つ資格はないのではないかと私は思います。
コーチングの現場では、雑談を真剣に聴くだけで成果の半分くらいが出てるのではないかと思うことが時々あります。
コーチがやることといえば、徹頭徹尾クライアントさんの心に寄り添うことが基本ですから、周囲に話を親身になって聞いてくれる人がいない女性クライアントの場合は、そういったことが起きても不思議ではありません。
現下、多くの女性が「婚活」を叫ぶ日本にあって、不遇をかこっている非モテ男子がおられるとしたら、ぜひコーチングを学んでみては如何でしょうか?
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪