人が心を開くと、顔がほころぶほどに、それは美しい。
どんなにネガティブなものを抱えている人であっても、
生まれついて人は美しい。
人の心に触れるたびにそう思う。
傾聴には、3つのレベルがあるとよく言われますね。
すなわち、
レベル1 内的傾聴(Internal listening):自分の内側に意識が向いている。
レベル2 集中的傾聴(Focused listening):完全に相手に意識が向いている。
レベル3 全方位的傾聴(Global listening):意識が場全体をとらえている。
の3つですね。
私は、レベル4があると思っています。
禅的傾聴とでも名付けませうか。
相手と自分の意識に境界線が存在しない状態。
ここにしか本質的な理解はないと思うんです。
別のブログで書いた「セックスの先にあるもの」と同じで、
個体の認識が存在しているうちは、
理解しなければならない対象が存在する。
だから、本質的な理解はそこにはない。
すなわち、あるがままの美しさもない。
私は美しく在りたい。
この意味に於いて。
それ以外に人生で追求すべきものなどあろうか。