明るくて、近くにいると
元気がもらえそうな人と、
どんよりしていて、近くにいると
こちらまで憂鬱になりそうな人。
このような違いを人は直感的に
即座に感じ取るものです。
音に例えるなら、
前者は周波数が高くて澄んだ音色で、
後者は周波数が低くて濁った音色のような
印象を覚えますし、
色に例えるなら、
前者はより白とか金に近くて明るい色で、
後者はより黒に近くて暗い色のような
印象を覚えます。
メラビアンの法則の通俗的な解釈によれば、
「人は第一印象として、見た目から得る情報を
一番重要視する傾向がある」
ということになっているようですが、
見た目を判断する以前に、
その人が発している目に見えない雰囲気によって、
会った瞬間に付き合うスタンスを
無意識的に変えていると思うのです。
c.f.)メラビアンの法則(Wikipediaより)
見た目が自分のキャパの範囲内である人と
初めて会った時のことを思い出してみると
分かりやすいかもしれません。
例えば、合コンやお見合いのときですね。
挨拶を交わす前から、
「あ、この人、なんだか嫌な感じ」とか
「冷たい感じの人だな」とか
「この人、すごく素敵そう~♪」といったことを
感じ取っているのではないでしょうか。
少なくとも私の場合はそうです。
(お見合いはしたことはありませんが、、、)
だから、見た目や声というのは、
自分が言外に感じ取っている言葉にできない
印象をなんとか人に説明するための
後づけの情報でしかないと、
私は思っています。
イメージコンサルタント業の方には
申し訳ないのですが、見た目や喋り方を
いくらいじっても、結局素が出るというか。
短期的にタレントさんを売るとか、
その場しのぎの謝罪会見といった
シチュエーションでは、ルックスや話し方を
つくろうことは、とても有効だと思いますけどね。
では、どうしたら、そばにいる人に
ストレスを感じさせず、
さらには、時間や空間を共有したいと
思っていただけるかというと、
常に自分のアガペーゲージを高く
保っておくことだと思うのです。
アガペーゲージとは、
私なりの解釈ですが、自分が今どれくらい愛によって
満たされているかの尺度で、無償の愛(アガペー)を
感じた時に高まるもの。
詳しくは、『聖☆おにいさん』5巻を参照してください。
アガペーゲージが高い状態で、
日常眺めている風景を見た時、
それが全然違ったものに観えることに
気づくと思います。
いわゆる、ペトロンのステータス異常の状態ですw
詳しくは、『聖☆おにいさん』5巻を参照してください。
『聖☆おにいさん』をご存知ない方のために
別の例を挙げると、
『レ・ミゼラブル』を観た/読んだ後に
もっと善行をしようと思ったり、
もっと人を愛するようにしようと
思ったりすると思うのです。
そういう状態(アガペーゲージが高い)にある人を
嫌ったり避けたりする人は
あまりいないのではないでしょうか。
(カルマとかややこしい話は抜きにして)
アガペーゲージを高く保つ方法については、
バックナンバー「誰でも簡単に幸せを感じられる方法」を
参照願います。
周波数を高く保つ工夫、していますか?