「カッコイイ」
これは漢にとって永遠のテーマなのかもしれません。
最近よく頭に浮かぶのは、
年老いてからのかっこ良さ。
ご高齢の方とお会いすると、
その視点で観察をしていることが多いです。
でも、とても残念なことに、
カッコイイ爺さんにはなかなか巡り会うことがありません。
それどころか、大変失礼ながら、
カッコ悪い点が多く目につく方が多くて。。。
今日はそれを列挙することで、
他山の石とさせていただきたいと思います。
・話が長い
まずはこれ。
年を取ったら人に話したいことが増えるんだろうか?
もし、多く話すのであれば、若者にとって
親切で役に立つ真実以外は口にしないようにしたい。
それもキャッチーな形で。
・姿勢が悪い
体が言うことを聞かなくなるのは分かる。
しかし、日頃の鍛錬を継続している人は
車椅子でも杖をついていても立ち居振る舞いに
凛とした響きがある。
心身統一合氣道会の藤平光一先生はその好例であろう。
私の場合、武道を続けていれば、おそらく大丈夫。
・身だしなみにどうでも良さがにじみ出てる
洋服のコーディネートを考えることになど
興味関心がなくなるというのはなんとなく分かる。
人前に出るときは和服にしよう。
着付けが正しく、季節感があれば、
おかしなことにはならないはず。
立ち居振る舞いも正しくなるし。
風流なご隠居。
鼻毛とかもちゃんと切る。
・周りが見えていない
実際に視力も聴力も反射神経も落ちるのだろうから
仕方のないことかもしれないが、気配りのレベルが
落ちるのは、あきらかに己の怠慢のはず。
年をとっても気を張っていたいもの。
これも武道を続けていれば、おそらく大丈夫。
特に気をつけたいこととしては、
ひとまずこれくらいでしょうか。
「どんな老人になりたいか?」
という問いは、実は意外と役に立つ質問かもしれません。
人生に於いて、今から何を積み重ねておくべきか?
という意味ですからね。
武士道ではありませんが、いつでも死を想って
今を生きることは、己をよく律してくれるのでしょう。
死がさほど身近ではない代わりに、高齢化社会となった現代。
いつも心に「死」ではなく「老い」を意識しておく
というのは、よい心がけなのかもしれませんね。
年老いた自分にとってのロールモデルを
持っておくというのも良さそうです。
死ぬまでカッコイイ漢でいたいものですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ではでは、素敵な人生のひとときを♪