物事をありのままに観察し、
解釈を加えずに受け容れること。
これって物凄く重要なことだと思います。
同時に、結構難しいことでもあると思います。
物事がうまくいかないときは、
当然の如くうまくいかないのですが、
本人にはなぜうまくいかないのかが
分からないことが往々にしてあります。
客観的に観るとあからさまにうまくいかないと
分かることであっても、なかなか自分では
理解できないことが少なくありません。
最近、古武道の稽古で、
試斬をさせていただく機会があるのですが、
やってもやってもうまくいかないときに、
ビデオに撮影して、それをスロー再生してみると
「これじゃ、斬れないよねー。」
なんて思うことが多々あります。
「そんなことも自分で分からんのか」と
軽く自己嫌悪してみたりして(笑)
まぁ、そんなものです。
一方でホントに勿体無いなぁと思うのが、
先生や先輩から言われたことを
素直に認めて受け容れられない人。
客観的事実として明らかに間違っているのに
変なプライドなのか、性格が歪んでいるのか、
それを受け取ることができない様子。
筋は悪くないのに、素直じゃない分、
伸びが遅くなる。
まぁ、そういう人もビデオのような人手を
介さない情報であれば、受け容れやすいというか、
受け容れざるを得ないのでしょうけれど、
なんだかなぁ~と思ってしまいます。
プライドなんてものは、
自分が人様に価値を提供するときにのみ必要なものであって、
人様から価値をいただくときには邪魔にしかならんのですよ。
耳に痛い言葉が受け取れないと、
腹が痛くなるような体験をするしかなくなっちゃうんだよー。
ま、それでもいいんですけどね。
何事もスマートに学んでいきたいものです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ではでは、素敵な人生のひとときを♪