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三舟なら鉄舟

  • 2013年10月18日
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「幕末三舟」といえば、勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟の3人ですが、私は目指すなら山岡鉄舟的なバランスだなと思います。

勝海舟は言わずと知れた切れ者で剣術は16歳で直心影流免許皆伝の腕前。

山岡鉄舟は勝海舟の使いとして西郷を訪ねた際の向こう見ずな振る舞いなどから推察するに、世渡りは今ひとつだったのかと思いきや、宮中に出仕するなど安定した晩年を送り、剣術に於いては一流を開くほどの腕前。それが剣が捨てられた明治以降というのがまたツボ。

高橋泥舟は義理と槍一筋に生きた人生で、不器用ながら槍術の腕前は天下無双の域に達していたとのこと。

表にするとこんな感じでしょうか。

┌────┬────┬────┐
│ │ 処世術 │ 武術 │
├────┼────┼────┤
│勝海舟 │ ◎ │ △ │
├────┼────┼────┤
│山岡鉄舟│ ◯ │ ◯ │
├────┼────┼────┤
│高橋泥舟│ △ │ ◎ │
└────┴────┴────┘

勝海舟ほどの頭脳と見識を持ちえるのは、天分によるというか、現代で言えば灘中学に合格するような幼少から頭脳の鍛え方が違いますという人でないと難しいように思います。

一方で高橋泥舟のような神域に達するほどの武術というものも実戦のない世の中で得ることは難しく、また、得たとしてもどう活かして良いものやら分かりかねるところがあるだけでなく、人柄だけでなんとかしようにも、そんな世の中ではないように思ってしまいます。

そこでやはり豪放磊落に徹底的に好きなことを追求して、それなりに世の中ともうまい具合に付き合い、修身を旨として生きた山岡鉄舟翁の行き方というのが、当世風に見て、あるいは、私の能力的に見て、ロールモデルとするに最適なのではないかと思うのです。

もちろん、一流を開くということは、誰でもが到達できる地点ではありませんが、それを目的とはせずに一心に己の興味を追求していけたらと思います。

その上で経済的にも貧することなく、ある程度豊かな暮らしを享受しつつ過ごせたら最高だなと。

今現在、敢えて狙ってそこにいるわけではないのですが、剣と禅を修行中の身。

勤め先は日の丸ではなく民間ではありますが(笑)、奇しくも山岡鉄舟翁と同じ学びをさせていただいております。

斃れるときまでに鉄舟翁のように武を通した教育を通じて、人の心に何かを残せたら素敵なことだなと思っております。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪

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ハマの旦那

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ハマの旦那
算命学・人相観などを用いて組織開発・人材開発支援をいたしております。
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