本当は人の役に立つのに表に出てこない情報というものがたくさんあるように思います。なかなか理解されづらいという理由であればまだしも、利権が絡むが故に表沙汰にできない情報というものが世の中には少なくないようです。
有名どころで例を挙げると、「千島学説」でしょうか。これが認められたとしたら、製薬業界が困るのは明らかです。
千島学説第3原理「バクテリアやウィルスの自然発生説」 これあるが故に製薬業界は脅威を覚えているのでしょう。
第3原理を拡大解釈すると、体内にウィルスなどが増える環境があるから、そういったものが繁殖するのであって、外部からの侵入が主たる原因ではないということのようです。もしそれが正しいのであれば、外部からウィルスなどが侵入したことによって罹患するとされている病気の一部が、外敵の侵入が原因ではないということになり、それらの病気に対処するための薬の売上が落ちることになるでしょう。
千島学説は、パスツールの自然発生説の否定を否定するものですが、そもそもパスツールの実験にはだいぶ疑問符がついているようです。
c.f.)H・コリンズ、T・ピンチ『七つの科学事件ファイル:科学論争の顛末』福岡伸一訳、化学同人、1997年、151–171ページ
また、千島先生はその著書の中で、パスツール実験の盲点について触れたうえで、ご自身の実験結果についても公開しておられます。
c.f.)千島喜久男『血液と健康の智慧』、地湧社、1977年、161-170ページ
要は、生物は自然発生しますよ。ということのようです。
科学者の多くが最新の技術と環境によって得られたデータを古いものよりも重要視する傾向にあるのに、なぜ千島学説よりも100年以上昔に提唱された学説を未だに信奉しているのでしょうね。
千島喜久男先生は、昭和天皇から請われて著書を献本したり、正五位勲三等瑞宝章を賜るなどの社会的評価を得てきたにもかかわらず、その学説は今以てなお、医療業界から排除され続けているようです。
私には理論的に千島学説が正しいかどうかを検証するすべはありませんが、その周辺に視えない圧力が存在しているであろうことは、臭いで分かります。
製薬業界と医療業界のお金の流れを観察すると、製薬業界にとって都合の悪い学説が医療業界・学会から排除されるのは無理からぬことではありますが、医療業界・学会の皆さんは、それでいいんでしょうか?関わっているのは、人の命を預かるお仕事ですよね。みんながみんなではないと思いますが、心あるお医者さんが増えてくださることを祈念しております。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪
2 comments
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計画的陳腐化と似たような話ですねー
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>REDさん
そうですねー。
むしろ、陰謀論的と言った方がいいかもしれませんね。