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〜 欲と苦楽は穢土の華 〜

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中庸

  • 2013年3月23日
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プラス思考って、必要ないと思うんです。

謙虚さは必要だと思いますけどね。

なんでもプラスに捉えるとか、

ちょっと危ない臭いがします。

大人になっても底抜けに明るい人は、

どん底に暗いところを見てるから

そのような在り方ができるのだと思います。

ものすごいプラスを表現できるということは、

それと同じだけのマイナスを知っているから

だと思います。

福沢諭吉が印刷されている面だけしかない

1万円札って、存在しません。

世の中に男しかいなければ、人類は滅びます。

同様に、

紙を作れば、必ず表と裏があります。

水が流れるということは、高いところと

低いところがあるからです。

物事、どちらか一方にだけ偏りを生み続けることは

できないと思います。

たらいの水ですね。

一時的に偏りを生むことはできても、

それが永続することはありません。

だから、明るく振舞わなきゃいけない

なんてことはないと思うのです。

時には暗くしてみたらいいんじゃないですか?

暗さがなければ、明るさは分からないのですから。

それに、人間はどこからどう見ても有限の存在ですから、

プラスとマイナスのどちらかに偏るとしても

限界があると思うんですね。

”自分の限界がどこまでかを知るために

 僕は生きてる訳じゃない♪”

なんて歌詞がありましたが、ホントそうですね。

所詮、たかが知れている限界を知るよりも

はなから無限を包含できる概念を私たちは知っているのですから。

それは、

– 1 + 1 = 0

ということです。

– 1 + 1 = 0

であるのと同様に

– ∞ + ∞ = 0

なわけですから、

ゼロは有限である人間が無限を表現できる

唯一の概念だと思うのです。

ちっちゃなプラスに留まることを目指すよりも

ゼロに戻る。

大したことでもないマイナスから動けなくなっていないで

ゼロに戻る。

”ゼロがいい ゼロになろう もう一回♪”(笑)

無限に偏ることをゆるすけれど、

自ら偏らせることはしない。

摩擦のない振り子が同じ幅で振れ続けるように。

ただそれを観察している自分に気づくこと。

その視点を保ち続けること。

それが中庸ということなんじゃないかなと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

ではでは、素敵な人生のひとときを♪

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ハマの旦那

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  • 2013年3月23日
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ハマの旦那
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