「人は見かけによらない」というのは紛れもない事実ですが、実際には、ある程度まで人は見かけによります(笑)
それは服装やメイクや髪型などの身なりの話ではなく、身体の構成要素や構造的特徴を具に観察したときに、その人の感受性や思考の傾向、これまでの人生に於ける重要な出来事などが概ね理解できるのです。
野口整体の「体癖」はその典型例です。
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野口整体の創始者である野口晴哉がまとめ上げた、人間の感受性の癖を表す概念。身体の重心の偏り・腰椎のゆがみと個人の生理的・心理的感受性(体質、体型、性格、行動規範、価値観など)が相互に作用していることを野口は診療から見出し、その傾向を12種類(10+2種類)に分類した。
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5種は、体型的に肩幅が広いV字型の胴体。呼吸器が丈夫。ながら勉強を好んだり、仕事を並行して進める特徴がある。行動しながら考えるのを好み、じっとしているとかえって疲れ頭が働かない。気張りが多いため、人が見ているとついつい気取ってしまったり、威張ってしまったりする。エネルギーが余るときは、無駄遣いや衝動買い、あるいは冒険をして発散することができる。あまりに合理的なために冷たい印象を受けることもある。(一部抜粋)
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c.f.)http://ja.wikipedia.org/wiki/体癖
体量計で測定したことはありませんが、私は5種体癖で、上記の特徴に当てはまっています。
人の体の重心の偏りと腰椎の歪みを観てとることができれば、こんなことまで分かってしまうのです。
もしかしたら、微妙な霊能者さんあたりよりも正確にその人の人となりを知ることができる手立てになるかもしれません。
他にも人相学(骨相学)というものがあります。
野口整体が重心と腰椎の扱い方から判断するのに対して、人相学では主に頭蓋骨の形状や顔の造作からその人の物事に対する反応の特徴を判定します。
一時期、「笑っていいとも」のコーナーにネタを提供していたのでTVで見てご存知の方もおられると思いますが、「黒目の割合が多い人は感情表現が豊か」「鼻の穴が見える人は人を信用しやすい」などといったことが統計的に有意な項目として挙げられています。
こんなふうにして、人は見かけによることが統計的に明らかになっているのです。
世に「不思議ちゃん」と言われる方の言行や、ご自分が付き合いづらいと感じてしまう方々には、それぞれそのように振る舞ってしまう「身体的な」理由があるものなのです。
テクニカルではありますが、人付き合いの一助として見た目の科学を学んでみるのも、人生をラクに生きるコツのひとつかもしれませんね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪