生まれてから死ぬまでの間に
一方的に減るのが、時間。
一方的に増えるのが、経験。
時間は、生まれたときが最大で死ぬ時がゼロ。
経験は、生まれたときがゼロで死ぬ時が最大。
ですね。
仮にこれが反比例の関係だとすると、
Y(経験)= - n / X(時間)
ただし、Xは、負の値とし、臨終の時をゼロとする。
といったところでしょうか。
(X = 0 のときに、Y = ∞ とはならないじゃないか。
などという突っ込みはなしでw)
ここで第3の要素であるお金を加えると、
こんな感じになると私は思います。
Y(経験)= - n / X(時間) + b(お金)
お金が無くても経験できることは沢山あるし、
お金が無いと経験できないことに巡りあったとして、
それ自体が経験できない思いをするという経験になるからです。
では、如何にして死ぬ時までに多くの経験をし、
振り返ってみて豊かな人生だったと思えるだろうかというと、
この「n」の部分が重要だと思うのです。
同じ時間を投下して、経験を2倍にも3倍にもしてくれるもの。
それは、やはり、「愛」だろうと思います。
これまでの人生を振り返ってみて、
心に強く残っているものには、必ず何らかの形で
深い愛がそこにあったのではないでしょうか。
私は、数ヶ月前にFacebookで高校時代の元カノと
実に20年近くぶりに遭遇し、以来、時々メッセの
やりとりをしているのですが、付き合っていた当時、
お互いに贈り合った物を今でも持っていたり、
当時の感覚のまま話ができたり、
幼いながらに愛があったこそ、時を超えて
心に豊かさをもたらしてくれるのだという
実感を新たにしているところです。
他にも大自然の荘厳さに触れて深い感動を
覚えた経験がおありの方は多くおられると思いますが、
その時は神(仏でもなんでもいいですが)の愛に
触れることで、心が震えたのだと思うのです。
また、お客様に感動していただけるような仕事ができたとき、
それは間違いなく愛があったからこそ生まれた成果だと思います。
人生が、Y(経験)のハイスコア化をひたすらに狙う
勝ち負けのないゲームだとしたら、
「生きている間にどれだけの愛を注げるか。」
これが満足いく結果を得るための秘訣ではないでしょうか。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
素敵な人生のひとときを♪