世の中、そこかしこに入れ子構造的なものが
たくさんあります。
入れ子というよりもフラクタルですね。
フラクタルとは(Wikipediaより)
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フラクタル(フランス語: fractale)は、
フランスの数学者ブノワ・マンデルブロ が
導入した幾何学の概念。
図形の部分と全体が自己相似に
なっているものなどをいう。
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幾何学的な意味ではありませんが、
例を挙げるとしたら、
マクロコスモスとミクロコスモス
人体全体と細胞
マクロコスモスと細胞
国際関係と人間関係
などなどが考えられると思います。
また、
錬金術のエッセンスが記されてるとされる
エメラルド・タブレットには、
「下なるものは上なるものの如く、
上なるものは下なるものの如し。」
という一文があるそうです。
ヨガを学ぶと、
マクロコスモスに遍在するプラーナという
エネルギーがあり、
ミクロコスモスに偏在するクンダリーニという
エネルギーがあることが分かります。
ということは、
もし何かしらの問題に直面したとき、
フォーカスを変えて視てみると、
そこかしこにヒントとなる情報が
たくさんあるということだと思うのです。
宇宙のことを知りたかったら、
自分の体をじっくり観察してみるとか、
国家の問題を考えるときに市井の人心を
つぶさにみてみるとか。
小学生のとき、つるかめ算が難しかったけど、
中学校に入って連立方程式を習ったら、
同じ問題が簡単に解けるようになったとかw
こういうことは、誰しも少なからず
経験していることではないでしょうか。
だから、きっと、色々思い悩んだときに
そこからなるべく早く抜け出すために
大切なことは、物事へのフォーカスを
自由に動かしてみることなのだと思います。
一眼レフカメラのフォーカスリングが
固まって動かないとしたら、
使い物にならないじゃないですかw
自分の視座がそうなっていないか、
是非常に点検しておきたいものです。