今年に入って、某社のコーチングのコースに通っているのですが、これがもうめちゃめちゃ楽しい。3日間の体験学習型の研修がいくつかあるのですが、毎回体力を使い果たす感じがします。金土日で開催されることが多いため、週明けは夢から現実に強引に引き戻されたような感じがして、何気にハードです(笑)
この心理的ギャップは一体どこから来るんだろうか?と考えてみたところ、如何に日常に満足していないかということの表れではないかと思い至りました。それと同時に、もし、毎日毎日がエキサイティングだったら、逆に今通っているコースの感動も薄らぐのだろうなとも。あるいは、もっと平穏無事な日々を求めるようになるのかもな。なんて思います。
人は常にないものねだりをするものですね。振り子が振れるように行ったり来たりしているようなものだから、ただ、それを楽しんでいれば良いはずなのに。無理に今いるところと反対側に行こうとしたり、今の場所にとどまったりしようとすることは物理的に観て、何か外的に力を加えない限りできないことなのだろうと思います。すなわち、自然ではない状態を創り出そうとすることに他ならないのだと思います。
だから、人は人生の振り子が静止する時まで、訪れたものを受け容れて、手放して、出来事が自分をすり抜けていくのをただ赦し続けることこそが、人生の味わいなのではないかなと感じています。
生き急ぐ必要など無く、風見鶏のように流れに身を任せること。それは心の養生訓と言えるかもしれません。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪