”思考と感情の隙間に欲望が生じる”
と言われてピンときますか?
とある本にそういった趣旨のことが書かれていて、
すぐに直感的には理解できなかったのですが、
欲望が恐れの裏返しとして存在することを考えると、
腑に落ちました。
実は、日常でよくあるシーンだと思うのです。
いやいや仕事している人がまさに
思考と感情にギャップがある状態なのだと思います。
「ホントはこんなことやりたくないんだけど、(感情)
お金のためにやらなくてはならない。(思考)」
やりたくないという感情に従うと、
生活できなくなるという恐怖があるので、
思考で心と行動をねじ伏せているわけです。
モチベーションが高い状態風味だと、
こんな表現になるかもしれません。
「よっしゃ!仕事がんばるぞ!!(思考)
…。(感情)」
ユンケル飲んで、感情は抑圧しておこう。
とでもいった感じでしょうかw
心に従うことよりも、恐怖から逃れたいことが
勝っている、ある意味でサバイバル状態。
物理的、社会的に生存することを選んで、
精神的には死を選ぶ。
これって不幸なことだと思います。
今の日本を覆っているどんより感の原因は、
このあたりにあるのかもしれませんね。
思考と感情の狭間にある恐怖から逃れようとして、
どんどん精神的に追い込まれていく悪循環。
最近は、趣味が高じて仕事になってました
という感じの方で、世に出ていらっしゃる御仁が
増えてきた印象がありますが、
そういった状態が理想的な在り方なのかもしれませんね。
私自身も身近なところから、己の思考と感情に
ギャップが生じていないかを常にチェックして、
楽で楽しい人生を生きていきたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ではでは、素敵な人生のひとときを♪