昨日、生まれてはじめて気功講座なるものを受講してきました。生まれつき気功的な感覚があるせいか、人から習ったことがなかったので一度ちゃんと習いたいなぁと思っていたのです。お話半分、実践半分といった構成で、実践の部分は手順を追うだけだったので、個人的には物足りなく感じてしまいました。
お稽古事は、もともとコツを掴んでいるものなら、人に習うのは疑問点の解消だけで事足りますね。問題は、その稽古を継続的に行えば一定の効果があると分かっていてもなかなかやらないこと。
当たり前ですが、力を付けたければ稽古するしかないのです。気功であれば毎日できれば早朝に気を練る時間を取ること。武道であれば体術を練ること。英語であればひたすら聞いて話すこと。んなことは、みんな分かってるんですよねw
でも、やらない。やれない理由のオンパレードで自分への言い訳をしてしまう不毛な独り芝居をこれまで何度してきたことか。。。
最近思うのですが、お稽古事について「プロになるわけじゃないし」という意識がよくないなと。世界の一流を目指すかどうかはさておき、人様からお金をいただいて指導させていただくに恥じないレベルを目標の最低ラインとして、そこまでやる気があるかどうかを本格的に始める前に自らに問うことをしてみてはどうかと。
もちろん、ちょっと試してみる的なことであれば、何でもいくらでも手を付けたらいいと思うのですが、ある程度以上の時間を投資してもいいかなとおもったことについては、最低限プロになるとはっきり決めてから取り組んだ方がいいように思います。
プロ(レベル)になると決めたからといって、実際にプロになる必要はないし、なれるとも限らないと思いますが、投資回収としての実力はプロとしてやっていけるレベルであることを目指す。
そうじゃないと、せっかく時間やお金やエネルギーを投資したことが、あとで自分の強みの掛け合わせアイテムとして使えるようにならないと思うんですよね。中途半端な武器じゃ使えない。キャラのレベルが一定以上であれば、「こんぼう」や「とげのむち」でも十分強いのでしょうが、レベル20そこそこで、ゾーマを倒そうとか思っている人にとっては厳しいわけです。ゾーマが何に該当するかはさておいて、私たちって、なにげに「くさりがま」とか「はがねのつるぎ」をいっぱい持っていませんかw? TOEIC700点とか、◯◯道初段とか、2級○○士とか。あんまり戦えない感じのライセンスは使えない武器と言えそうですね。
大前研一さんによれば、”決意を新たにすることは無意味”だそうですが、趣味として始めるにせよ、尻を決めてプロになる決意をして、時間配分を変え、住む場所を変え、付き合う人を変えれば、長期的な取り組みが必要とされる稽古事についてもきちんと投資回収できるのではないかと私は信じたい。ちょっとやってみて最初から「ロトのつるぎ」を取りに行こうと思えなかったものはやらないでおく。
ということで、「気功についても人に教えられるレベルまで磨き上げることにしました。」と宣言がしたかったというのが本日の主旨でしたw
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪