最近、時間の密度が高まっているように感じませんか?
友達と会う間隔が少しでも長くなると、久しぶりに会ったような感覚になりますし、親しい友人と丸1日一緒に過ごすなど、長い時間を共有すると、あっという間にそれ自体は過ぎてしまうものの、過ぎ去ってみると数日間を共にしたかのような感覚に陥ることがままあります。
こういった感じ方をすることは、昔からあったことではありますが、密度の高まり方が以前とは比べ物にならなくなってきているように感じます。
「士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし」という言葉がありますが、密度の高い時間を送っている人たちは、本当に3日で別人のように感じることがありますね。
しかし、これ、何が原因なのでしょうね?
つまらなさを感じながら過ごす時間は長く感じるものですが、そういった密度の低い時間が人生に占める割合が低くなってきたという内部要因はひとつあると思います。
でも、それだけではなく、何か外的な要因で時間の質が変わってきているような感じがしています。量子力学などの知識がないので、正しい論理に基づいた考察ができないのがもどかしいところです。
一般相対性理論を浅く理解しているだけの状態で話すと、地球の重力が弱まってきていたり(笑)、地球の自転や公転の速度や太陽系自体の移動の速度が早くなってきていたりするのでしょうか(笑)
歳を重ねると1年が短く感じるというのもよく言われることですが、それとは異なる感覚です。過ごしてきた時間の総量が増えることで、相対的にある一定量の時間を短く感じるようになっていくというのは、ある意味で当たり前ですね。分子が同じで分母だけが増えていくのですから。
誰か教えてください(笑)
それにしても、SF映画で使われてきた双子のパラドックスではありませんが、物理的に計測可能な時間というのは、長期的に見た時にあまり意味をなさないのかもしれませんね。
80、90まで生きて社会にさほどのインパクトもなく静かに息を引き取る方もおられれば、30そこそこまでしか生きずとも、この世の中に多大なるインパクトを残して世を去った維新の志士のような方々もおられます。
どんな生き方にもその人なりの価値があると思いますが、なるべくなら生まれてから死ぬまで濃い時間を過ごして罷りたいものです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪