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本物であること

  • 2013年3月20日
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世の中には、必要があって作られた偽物がたくさんあります。

例えば、食品サンプルとか、造花などですね。

偽物といってしまうとちょっと語弊がありますが、

やはり偽物感がどうしても出てしまうものとして、

化繊の着物や居合刀があります。

これら偽物と本物の間には、

共通して存在する違いがあるなぁと

最近思っています。

それは、「感動があるかどうか」の違いです。

どんなに精巧に造られている偽物でも、

その完成度の高さに感動することはあるかもしれませんが、

本物と比較したときの使用感に圧倒的な違いがあるのです。

食品サンプルは、言うまでもなく食べられません。

造花は、遠目に見ても生気がないことが分かります。

化繊の着物は、静電気が発生してまとわりついたり、

風合いが安っぽかったり、ちゃんとした和服を

身につけたときの威風堂々とした感じがどうも

出づらいものです。

私が最も顕著に偽物感を感じるのが、居合刀。

真剣を持ったときの感動というか、

緊張感がどうにも出てこない。

そして、実際に居合をしたときの、

あの如何ともし難い偽物感。。。

ところで、このような感触というのは、

物に対してだけでなく、誰かがした仕事や

人の在り方そのものに対しても感じるものだと思います。

どのような仕事であれ、

「丁寧な仕事をするなぁ」と関心することもあれば、

「今ひとつ手抜き感が否めないなぁ」と思うことが

あると思います。

また、誰かがある体験を語るときに

感動をもって伝わってくる情報というのは

本物だと思うのですが、どうにも薄っぺらく

伝わってこない話というのは偽物だと思うのです。

薄っぺらい話しをする人というのは、

どうにも痛々しいものです。

その反面、本物を持っている人は、

黙して語らずとも、「この人には何かある」と

思わせるオーラを纏っているものです。

私も少なくとも自分の専門領域に於いては、

する仕事、語る内容、立居振舞その他が

すべて本物であるように日頃から研鑽に努めたいと

思っています。

それは、自分が人様に感動していただける

レベルの何かを身につけていて、

その表現手段が洗練されているということだと

今は認識しています。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

ではでは、素敵な人生のひとときを♪

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ハマの旦那

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ハマの旦那
算命学・人相観などを用いて組織開発・人材開発支援をいたしております。
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