ずっと東京で育ってきた私が、突如、父の都合で熊本県に引っ越すことになった中学2年生の冬。
ただ引っ越すのもつまらないと思い、軽いノリで「俺、チャリで引っ越すわ」なんて言ったこと自体、しばらく忘れて過ごしていたところ、父への送別の挨拶のため、うちを訪れる父の友人たちから、急にお小遣いを渡された。
「自転車で熊本まで行くんだって?がんばってね」
って、おい!言いふらしやがったな!と思ってみたものの、サイは勝手に投げられてしまったようで、結局6万円ほどの手元資金が集まり、ユースホステルを頼りに直線距離にして1,200kmの自転車の旅に、なかば強制的に出発することとなったのでした。
ちょうど中学2年から3年になる春休みの2週間の間に移動を完了せねばならず、引越し先の住所とバイクツーリング用のロードマップを頼りに、ロードレーサーに無理矢理荷台をつけて、20kg近い荷物を積んで漕ぎだした12日間の旅。
初日は横浜の親戚の家に泊まらせていただいたことで快適な旅の宿を得たわけですが、2日目の夜がいきなりのハードプレイと相成りまして。
続きはまた明日以降に。
しかし、なんでも言ってしまうとやらざるを得ない状況が整うものですね。
それを逆手に取って、何かを成そうとするときは、とりあえず宣言してみては如何でしょうか。
成功哲学などでよく語られることではありますが(笑)
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪