ここ最近、私の武の師とよく話をさせていただく機会があり、今年の3月に某団体から独立して以来、半年足らずの間に稽古内容や考え方が目まぐるしく変化していることに驚きの念を禁じ得ないでおります。
スピリチュアルなお話ではないのですが、師の情報の取り込み方が明らかに個人的な研究や情報収集の域を出ていて、武道的なことのみならず、諸々も認識がスピーディに進化していく様は、まさに余人をもって代え難しと言うべきです。
人は誰しも自らを開いていれば、認識が広がって、その時にキャッチすることができるフローに身を置くことになるものだと思います。
流れに身を任せれば任せた分、自分のキャパシティに合ったスループットが生じますが、逆に外界に対して閉じていれば、今あるストックの中で生きていくしかないのだと思います。
クローズドであることは、いわゆる「お山の大将」ないしは「井の中の蛙」の状態に陥る原因ですね。
武道の世界でもよくあることで、稽古に稽古を重ねた果てに「これすげー!」と思える何かを掴んだとしても、それは先人が既に開発している技であったり、それを破る技が存在していたりするので、常に上には上がいるという心持ちが大切だと思います。
何事も恥を覚悟でオープンでいることは怖いかもしれませんが、閉じていることこそ死を招くのだと思います。
血流や呼吸が止まれば即ち死を意味することからも分かるように、生きていることは流れていることですからね。
いつでも謙虚に心を開いた状態で在りたいものです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪