文部科学省のレポートによれば、”「疲労」とは”身体的あるいは精神的負荷を連続して与えられたときにみられる一時的な身体的および精神的パフォーマンスの低下現象”と定義できる。「パフォーマンスの低下」は「身体的および精神的作業能力の質的あるいは量的な低下を意味する。”そうですが、精神的疲労と肉体的疲労というのは別のものだと私は思います。
メカニズムとしては、片方が閾値を超えて低下すると、ダウンするようになっていて、精神的疲労が閾値を下回った状態が鬱、肉体的疲労が閾値を下回った状態が各種の病気なのではないかと思います。片方が閾値を超えるまでは、バランスを崩しても健康な状態を保てるようです。
精神にせよ肉体にせよ、うまくできているのは、勝手にスイッチを切ることですよね。勝手にダウンするようになっている。それがなんらかの要因によってうまく働かない場合、突然死、過労死といった最期を迎えることになってしまうのではないでしょうか。
本来であれば、どれだけてきとーに過ごしていても、スイッチが切れるというセーフティネットが自動的に働くので、ある意味安心ではあるのですが、日々の生活に於いては、勝手にスイッチが切れてもらっては困ることが大半なわけです(汗) これをして世の人々はセルフマネジメントなんて言うことがあるくらいです。体任せか自分でやるかの違い。
私は、基礎体力が高くないので、体力がある人は羨ましいなぁなんて思うのですが、だてにキャパシティが大きい人ほど、大病を患ったりするようですから、こまめにマイナートラブルを起こしている方が人生の波は穏やかであるのかもしれませね(笑)
いずれにしても、自分の精神と肉体のキャパシティを把握し、その限界を超えた使い方をしないように生活することが日頃の心がけとして大切な養生訓なのでしょう。
自分の閾値を把握していますか?
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪