今日は珍しく組織論的なことを後日の研究のために
書き留めておきたいと思います。
どんな組織であっても成長していくにつれ、
それが消滅しないならば、分裂するときを迎えるのですが、
それには大きく分けて2つのパターンがあるようです。
1つは、代表者が他界して分裂するケース。
もう1つは、代表者の存命中に分裂するケース。
ぱっと思いつくところでは、
釈迦、キリスト、大山倍達
は前者。
(同列に並べるのもどうかと思いますがw)
植芝盛平、藤平光一、今私が所属している某団体の代表
は後者。
ちょっと事例が偏りでぎですねw
そして、どのタイミングで分裂するかは、
一概に言えませが、ある程度、
代表者の器の大きさによるのではないか?
と思うのです。
大山倍達さんは、生前、1,200万人の会員を抱えていたそうです。
植芝盛平先生は、養神館の独立当時、何人の会員がいたかは
手元で分かりませんが、今後資料を集めたいと思います。
藤平光一先生は、組織の分離独立を公にしていませが、
5万人弱といったところのようです。
そして、今私が所属している団体では、約200名程度。
代表者が他界して分裂した場合だと、
分裂が分裂を生むような状態になるようです。
極真は言うに及ばず、
養神館も塩田剛三先生が他界されから割れましたし、
氣の研もこれからどうなっていくのか、
見ておきたいと思います。
今私が所属している団体については、
代表者存命中の分裂について、
インサイダーとして観察できるので、
非常に勉強になるだろうと思っています。
分裂に際しての対立軸は、
事例を宗教と武道に絞るのであれば、
教義ということになるのでしょうが、
代表者存命中の分裂については、
人望という観点からも研究ができそうです。
人望の定義は難しいですが、
山本七平さんの論に従って見ていきたいと思います。
今日のところは、ここまで。
お読みくださいまして、ありがとうございます。