最近、便利でよく使っている「アハ体験」という言葉。ウィキペによれば、こんな意味だそうです。
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「アハ」 (aha) は英語の間投詞で、「ああ、なるほど」といった意味に相当する(なお、a-ha experience という英語表現は、ドイツの心理学者ビューラー(Karl Bühler)がEureka(「見つけた」)と言うときのような現象をさしてAha-Erlebnisと呼んだものの英訳である。)人はアハ体験の瞬間に、わずか0.1秒の間に脳内の神経細胞が一斉に活性化するという。「誤解を恐れずに言えば」という前提ではあるが、アハ体験とは、わかった瞬間に頭がよくなる体験であるともしている。
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(一部編集しています)
どういうときにアハるかというと、視点が変わったときにアルるんですよね。。。視点です。視点。
世に「コペルニクス的転回」と言われますが、天動説と地動説では、世界の中心が逆転することになります。この視点の変化は、世界観をまったく変えてしまうほどのインパクトをもって世の中を大きく動かしたことは周知の事実です。
一方、世界を動かすほどの規模ではなくとも、個人レベルで物凄いインパクトを与える視点の転換というものがあります。好意を寄せていた女性が実はニューハーフ、即ち男性だったと知ってしまい、その後の人間関係の継続が困難になった男性などがその一例でしょう(どんなだw)。
彼の場合、個人の人生に絶望なのか安全なのか憎悪なのか、新世界の扉を開くことになるのか、何をもたらすのかパルプンテな状況が、視点の変化によって生み出されたことは間違いありません。事前に視点を変えることなく事に及ぶことなどに想いを馳せると、視点を変えるタイミングというのも結構重要なファクターであるようにも思います。
さて、このように視点を変えることによって、ある対象の捉え方が全然変わってしまうものです。ある意味では視点が人生をつくっていると言っても過言ではありません。
思い描いていた幸せな夫婦生活が、実は古典的なステレオタイプに縛られたものであるかもしれませんし、コンサルのクライアントが実は単に友人として接した方がうまくいったなんてこともあるかもしれません。
人は概ね自分で自分の視点を変えることが難しいようです。ロールモデルの必要性が喧伝されるのも、そのせいではないかと思います。自分の発想から自分の視点が生まれているのですから、その枠の外から情報を引っ張ってこないといけないのは、よく考えてみたら当たり前のことですね。
せっかく視点を変えるなら、思いっきり大きく変えてみると、それだけ新鮮な感覚をもって対象を捉えなおすことができると思います。
ある対象について、突拍子もないところに視座を置いてみませんか?
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪