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言葉の効用

  • 2013年9月1日
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合気道時代から思っていたことですが、稽古中に「難しい」とか「できない」と独り言をいいながらやる人がいます。こういう人はまず独力では上達していきませんね。

良い指導者の元に通うことができれば、伸びていく可能性がありますが、面倒見の悪い指導者や同僚のなかでは実力は常に伸び悩むことでしょう。

理由は簡単で、独り言によって否定的な自己暗示をかけ続けながら稽古をしているからです。

特に難しい技をやっているわけでもないのに、自分ができないとすぐにネガティブな言葉を吐いてできない自分を取り繕おうとするのは、無駄にプライドが高いのでしょうね。誰も気にしていないのに。

仕事でも同様で、成果が上がらなかったときに、できない言い訳をするようでは、その人はそこ止まりです。

否定的な言葉を口にしてもいいと思いますけどね。「ちっ!」とか「くそったれ!」とか言いながら、次こそは成果を上げるという意気込みがあるのなら。

それがないなら、何も言わずに黙ってじっとしている方がよほどマシです。周囲にネガな影響を与えなくて済みますから。

人生の構成要素は「時間」と「言葉」だと私は考えています。

時間が人生を織りなすために必要不可欠であることは論をまちませんが、言葉はどうでしょう。

同じ現象を見ても、人によって捉え方が異なります。

例えば、交通事故にあって、買ったばかりのバイクが廃車になったとしましょう。

せっかくのバイクがオシャカになったことをひたすら悔しがる人と、自分の命は助かったことをラッキーだったと思い、バイクのことは水に流す人では、同じ交通事故でも意味合いが全然違います。

バイクを惜しんでいる人は、心の中で事故の相手や自分を責める言葉をつぶやき続けることと思います。「ウィンカーあげずに右折してくるんじゃねーよ」とか「なんで避けれなかったんだろう」とか「あの時、行こうとせずに止まっておけば」とか、何かと苦しい状況を自ら保ち続けることになります。

一方で助かってラッキーだと思いっている人は、「怪我しなくて本当に良かった」とか「相手を殺人者にしなくてよかった」とか「保険で新しいバイクが手に入るしいいや」とか、随分と気が楽だと思います。

このように、認識の違いは必ず言葉として表れるため、どのような言葉を使うかによって、同じ経験をしても人によって違う人生を送ることになるのです。

であればこそ、どのような状況に置かれようと、どのような事象に巡り会おうと、常に己の人生をより良くドライブしてくれる言葉を使うべきなのです。

稽古で技ができなくても「できる!」と言ってからやるとできてしまったりすることもありますし、「こうすればいいのかな?」などと言えば良いのです。

仕事であれば、「どうすれば改善できるだろうか?」とか「成果を上げるためのポイントはどこか?」という問いを立て続ければ良いのです。

たったそれだけの違いで人生の質がまったく変わってしまうのですから、言葉は慎重に選ばなくてはなりません。

それは同時に、ほんの小さな努力でより良い人生を送ることができると言うこともできるのではないでしょうか。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪

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ハマの旦那

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ハマの旦那
算命学・人相観などを用いて組織開発・人材開発支援をいたしております。
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