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言葉の3歩手前を聴く

  • 2013年8月4日
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人の心を知りたければ、呼吸を聴くべし。

声楽を学んだ方からの聞きかじりの話ですが、言葉は口でつくられ、声は声帯と口の間でつくられ、音は声帯でつくられるそうです。声帯単体では、ただ振動するだけで言葉にも声にもならないそうです。

素人の私はてっきり声は声帯でつくられるのかと思っていましたがそうではないそうで。

人は何か伝えたいことがあるから話始めるわけですが、その瞬間のブレスを感じ取ることが如何に重要かということを今日は深く体験させていただきました。

たとえば、本当に楽しくて、人に伝えたくて仕方ないことを話そうとしてみてください。

大きく息を吸い込んだはずですね。

今度は逆に、ちょっと報告しづらいけど、話して於かなければならないようなことを誰かに話そうとしてみてください。

呼吸、浅くなりましたよね。

オペラで、ピアニストは歌手のブレスを感じ取って、それに演奏を合わせるそうです。声が出てから調子を合わせても遅いんですね。

即ち、虚心坦懐に相手の呼吸に意識を合わせていたら、相手が話し始める前にどんなことを話そうとしているのかが理解できるのです。声が出るより一瞬でも速くそれをキャッチできていたら、十分に心の準備をして話を聴くことができます。

武道で「先の先(せんのせん)」といって、相手が攻撃する意識を起こした瞬間に、こちらが対処をしてしまうというタイミングの取り方があるのですが、まさにそれと同じだと思います。

先の先を取ることができれば、相手の生殺与奪はこちらの手中にあるも同然です。話を聴くという行為で考えると、聞き手の意図に話し手が左右されてしまうということでもあります。

だから、話を聴くときには、聞き手は話し手の呼吸をただ感じ取りながら、それに波長を合わることにだけ集中するべきなのです。意図を持って接してはなりませんね。

これから先の人生、人の話を聴かせていただくときは、常にここを意識して参りたいと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪

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ハマの旦那

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ハマの旦那
算命学・人相観などを用いて組織開発・人材開発支援をいたしております。
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