仕事がその人そのものになっている人。
そういう人に憧れを覚えます。
矢沢永吉さん
高倉健さん
タモリさん
植芝盛平翁
塩田剛三先生
といった方々。
芸事の方ばかりではありますが、
自分の仕事にいちいち説明が
必要ないところが非常に素敵だと思うのです。
私はまだ出会ったことがありませんが、
一部の職人さんにも、そういった方が
おられると聞いたことがあります。
品物を買いに行くと、
「お前にはこれだな」
といったノリで売り手が販売する商品を選ぶ。
それを買い手は文句ひとつ言わずに買っていく。
そんなコミュニケーションが成り立つ世界。
多くの仕事は、
自分は何をやっているか、
何を売っているのか、
つまるところ、提供している価値は何なのか
ということを説明しなければなりません。
通常の営業マンなら商品の説明が必要でしょうし、
メカニックなら何の整備ができるのかの説明が、
コーチならどんな人が対象か、
何はともあれ説明することが前提になっています。
一方で、芸事ではない普通っぽいお仕事に
従事されている人の中にも、
説明が必要ない方々がおられるのも
また事実です。
保険の外交員のトップの方は、
ろくに商品説明などせずに契約が決まることが
ままあるそうですし、
金型の修理であれば、
ここの工場じゃなければ直せない
といった企業が存在するそうです。
すなわち、説明が必要ない世界に行くには
圧倒的に突き抜けることが求められる
ということだと思います。
そこに到達すれば、自ずと目立つため
人がこちらを見つけてくれて、
その方々が、またその先の方に説明をしてくれる。
そんな素晴らしい循環に身を置くべく、
何か1点、突出したものを持ちたいものです。
突き抜ける土俵、決まっていますか?
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪