私が現実世界の生き方について師事している
鮒谷さんが発行されているメルマガ「平成進化論」の
平成24年12月3日 3369号にこんな記述がありました。
「成功(者)の履歴は、すべて後付け」
また、平成24年5月17日 平成進化論 3168号には、
「あきらめたら そこで試合終了」
とあります。
「平成進化論」
https://www.2nd-stage.jp/as/l.html
これ、本当にそうだと思います。
私は世間でいう成功者というイメージとは
程遠い世界に生きていますが、
これまでうまくいったことを鑑みると
そうなっていると思うのです。
私は武道をずっと稽古してきておりますが、
壁にぶつかったときには、それをどうやって
超えてよいのか分からないものです。
初心者のうちはコツを伝えてもらえば
なんとかなることも多いのですが、
壁が高くなってくるにつれ、
人から聞いた話ではどうにもならず、
先生も簡単にはそれを教えることができない
という状況になってきます。
そこで自分なりに色々工夫しながら、
数限りない失敗を繰り返す悪戦苦闘の日々のうちに
なんとなく光の射す方向が見えてきて、
はたと気づくとできるようになっていた。
できるようになってみて、
振り返ると大したことではなかった(笑)
といったことが多々あると思います。
どんなに難易度が高い型や不可思議に観える技であっても、
それができる人にとっては、大したことではないのですが、
当の本人も、その技ができるようになってみて初めて、
どうしてそうなるのかが分かるのです。
だから、誰しもどんなことでもきっと、
できるようになれば、理屈は分かるし、
できるようになるまで諦めないことが
肝要なんだと思います。
『戦国策』に
“百里を行く者は九十を半ばとす”
という言葉がありますが、
まぁ、最初から百里と分かっていないことが辛いところですね(笑)
もう既に何かをできるようになった人が、
自信満々に語っていることは、
今だから自信満々なだけであって、
できるようになるプロセスでは、
多かれ少なかれ青息吐息だったはずです。
今、あなたが何かに向けてがんばっている最中で
ボロボロになりながら、それを諦めかけているとしたら、
是非もうちょっと続けてみてください。
と私は言いたい。
今日が終わって、まだできなかったとしても、
明日も同じことをアドバイスしますよ(笑)
最後までがんばって。
ではでは、素敵な人生を♪