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辛い体験が生む余裕

  • 2013年8月16日
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サハラマラソンや南極マラソン、8,000m級の登山など、死の危険と隣り合わせの挑戦に挑む人々はマイノリティかと思いますが、日常生活に敢えて心身が辛くなる状況をつくる方々というのはたくさんおられます。

最近流行りの(普通の)マラソンなどはその際たるものではないでしょうか。

私は小学生時代の担任がなぜか自分のクラスの生徒にだけマラソンを強制していて、それが心底嫌だったからか、未だにマラソンが好きではありません。それどころか、持久系のスポーツ全般が苦手ですので(笑)、正直申し上げて好き好んで肉体が追い込まれるような状況を自ら求める御仁の気持ちが理解致しかねるのですが、富士登山をしてようやく理解したことがあります。

それは、「しんどさ」を味わうと比較対象ができるということです。

中学2年生の時にチャリで東京から熊本まで引っ越したことや、新卒で入った会社の月間労働時間が平均して350時間程度あったこと、一九会という禊道場での体験など、いろいろ辛い経験をして参りましたが、その度に、それよりもしんどくないことについては「へっちゃら」になっていった自分がいたなぁと改めて思い出しました。

中2のチャリ引越し以降、どんなところに行くにせよ、いずれは着くし、やることといえば、最初から最後までチャリのひと漕ぎひと漕ぎだけであって、大したことではないという学びを得ました。

新卒で入った会社で長時間労働を強いられて以降、どんなに忙しくてもあれ以上はないと思えるようになりました。

一九会(という禊道場)の修行以降、在家の人間が参加できる修行で心身ともにこれ以上にしんどいものはまずないなと思えるようになりました。

というわけで、辛い出来事のbefore / afterで明確に何らかのバーが上がっていき、新たな基準を下回る出来事については、基本的に余裕をもって対処できるようになるということです。

しかし、人はどんなことでも「慣れ」てしまうので、しんどい体験をしても1回ではダメな場合が殆どで、再び厳しい状態に自らを追い込まないと、謙虚で清々しい心持ちをキープすることが難しいようです。

よほど厳しく日常生活の中で己を律することができる人は問題ないのでしょうけれど、私を含め、そういった方は残念ながら稀なようです。

その意味で、昨日の富士登山、特に下山の過程は、一九会での修行に次いで私のこれまで人生で2番目にランクインするハードな出来事だったわけですが、自分が本来保つべき心の状態に自らを引き戻してくれる良いキッカケになったと思っています。

たまには、敢えてしんどさを味わってみませんか?

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

あなたに素敵な人生のひとときが訪れますように♪

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ハマの旦那

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ハマの旦那
算命学・人相観などを用いて組織開発・人材開発支援をいたしております。
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