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達人 ≠ 人格者

  • 2013年3月3日
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今日は、知人の書家さんと

「王羲之展」に行って参りました。

 <特別展>書聖 王羲之
 http://o-gishi.jp/

書聖と称された彼の真跡は既に現存しないとのことですが、

それぞれに鬼気迫る摸本、拓本に大いに刺激を受けました。

世の中の達人と呼ばれる人たちというのは、

あるジャンルに於いて神技を持っている人のことですが、

私の知る限り、そういった方々が

必ずしも人格者というわけではなく、

どちらかというと、

「この人、大丈夫かな(´ヘ`;)?」

という一面を持っておられる場合も少なくないようです。

今回の王羲之も然り。

彼のエピソードとして、

王羲之は真珠が大好きだったそうで、

ある時大事な真珠が無くなったことについて

親友の老僧に嫌疑をかけ、それを苦に彼は死んでしまったそうです。

後日、王羲之が食べたガチョウの腹の中から真珠が出てきたことから

これを悔み、彼の寺に自宅を寄付したそうです。

う~ん、結構ダメですよねw

また、私が崇敬する合氣道開祖、植芝盛平翁も

若かりし頃より人格者の聞こえ高いお方ではあったそうですが、

武道に於いて神の領域に至りながら、

女性の門人が受身を取る際に尻が見えて気になるから

女性には初心者のうちから袴を履かせたという

エピソードがあります。

稽古中に一体何を考えておられたのだろうか。。。w

そんなこんなで、何かしら自分が心に決めた物事で

身を立てるとして、結構ダメっぽいところが

世間に露見していたとしても

特定領域で突き抜けていさえすれば

特に問題ではないのもかな?

という不健全な安心感を覚えた王羲之展でしたw

ともあれ、達人に至るための

尋常ならざる不断の努力あってこそのお話ですね。

まずはそこから。

ではでは、素敵なひとときを♪

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ハマの旦那

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ハマの旦那
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