平安時代から行われていた行事、庚申待ち。
庚申日に眠ると、三尸の虫が体から抜け出して、天帝に宿主の悪事を報告するとかしないとか。
それで昔の人は、庚申日は眠らずに夜を明かしたそうな。
三尸の虫とは何だったのだろうかと思案するに、カルマ的な何かなのではないかと思うのです。
寝ようが寝まいがカルマに変化があるとは思いませんが、潜在的なカルマが表層に顕れてきやすいのかもしれません。
昔の人たちは、深層に溜まったエネルギーの表出をとらまえて、陽の金性が比和となる庚申には、天帝に悪事が知れるといった攻撃的な出来事が起きると考えたのかもしれませんね。
干支直感
甲寅の月の庚申日ということで、深いところにあるカルマの解放をしやすい日。
繰り返し起きる、あるいは、起こしてしまう好ましくない出来事や行動の原因にアクセスしやすくなる。
感情エネルギーの解放をしたら、健康維持のために発散型の瞑想をお忘れなく。