2004.1.2
新年明けましておめでとうございます。
苦手の作文は、2003年度中で完結するはずだったのですが、また騙されてしまいました。
「世界はこうして騙された」ではなく、「私はこうして騙された」の実録モノをまたもや続けるハメになりました。
皆さんと私が、いかなる因縁かはツユ知りませんが、今年も笑ってお付き合い下さい。
さて、昨年末、某大天使が主宰するHPに「12月24日から28日がマスアセンションの可能性が最も高く、皆さんの旅を見守らせていただきます」といった内容がしばらくの間掲載されていましたが、ご覧になられた方も多いかも知れません。
また、アメリカのNESARA系のHPにも、クリエーターゴッドの名前を用いて、ホリディーシーズン中に、奇跡のようなクリスマスプレゼントがあるだろう、といった主旨のことが数回にわたりしつこく掲載してありました。
「どうせ、またキャンセルするんだろ」と思う一方で、「これだけキャンセルしてきたのだから、いくらなんでもそろそろやるのかな」とも考え、成り行きを見守っていました。
そして12月30日、そのHPには「第一波マアセンションは極めて残念なことに再度見送りになりました。すでに完全に準備のできていた意識存在たちには申し訳なさでいっぱいです」と書き加えてありました。
一瞥した瞬間、「まーた、やりおったわい」というのが率直な感想でした。
NESARAのドタキャンの時と同じく、持ち上げるだけ持ち上げといてストーンと落とす、一番タチノワルイ手口ですから、「これで、また純な方が大勢傷ついたな」と想像しました。
でも、よーく考えてみると、今度はこれまでとはチョットだけ違っていました。
「どこが」といえば、「謝っている」という点です。
私は、大天使から、およそ人が一生かかってつくウソを、わずか3ヶ月ほどの間につかれましたが、ただの一言も謝罪はありません。
くだんのHPは、表だって誰それの名前を出しているわけではありませんが、私が知りうる限りにおいて、天使属が多数の人たちに対して謝罪した、初めてのケースのような気がします・・・・・。
まあ、穿った見方をすれば、これも一連のポーズのひとつと取れないこともありませんが、良いふうに解釈すると、「少しは悪いことをした」と思っているようにも取れます。
なにせ現執行部は、この半年だけでも、2003年6月、7月、10月、12月と4回も、自分達の都合でNESARAとマスアセンションをキャンセルしてきましたから、一度や二度謝っても当然なのです。
現執行部の横紙破りは、正確には、もう2年半続いています。
私はこれまで、ドタキャンの度ごとに、「キャンセルしなければならない正当な理由は存在するのか」と問い続けてきましたが、いつも「存在しない」というのがその答えでした。
その後、質問を変え「キャンセルする元になっている彼らの行動基準は、宇宙の法に則ったものか」と聞きましたが、「違う」という答えでした。
そして、つい最近「気難しそうな陶芸家が、焼きあがったばかりの作品を、気にくわないと片っ端から叩き割るようなことをよくやるが、何か感性に関わるようなことか」と聞くと、「それに近い」ということでした。
聞くところによると、NESARAの施行後、早ければ一年後にもNESARAなどすっかり忘れ去られてしまうような事態が予想されているそうです。
もしそうなら、NESARAなど適当なところでパッパッと切り上げ、ついでにマスアセンションも片付け、それで万事ハッピーで良いではないか、と思うのですが、それではいかんのだそうです。
どうしていかんのか、と言うと、彼らの存在感がそこにない、からだそうです。
「オイオイ、あんたらの存在感とマスアセンションを天秤に掛けたら、一体全体どっちが重いと思ってんだ・・・・・」とけんか腰で聞きたくなりますが、困ったものです。
また、こうなった遠因として、彼らの前任者がアヌンナキらの暗黒勢力を改心させることに手間取ったため、自分達の持ち時間が減らされた経緯があり、現在はお目付け役をしている前任者がこれを負い目に感じ、時間延長の申し出を断りきれなかったらしいのです。
ナーナーです。
官僚主義と大企業病と完全主義者をミックスしたような、珍妙なシンドロームが今の天上界を覆っていますよ、と先日も申し上げましたが、考えようによっては、今回そういった病巣が浮き彫りにされて、かえって良かったという意見も一部にはあります・・・・・が・・・・・。
私は、湯呑みは使い勝手がよければよいし、花瓶は花が引き立つようなものであればよい、と思うのですが、彼らは見栄えが良く芸術的価値の高い柿右衛門や今右衛門がお気に入りなんでしょうかねえ・・・・・。
話は変わって、最近シリウスがどうの、プレアデスがどうの、といった質問をよく受けますが、これらの存在たちが、今の地球の動向を左右する主導権を握っているわけではありませんので、誤解しない方が良いと思います。
巷間どのような情報が流されているのか良くは知りませんが、今の地球の動向を、細大漏らさずコントロールしているのは、あくまで天上界です。
その昔、自由な冒険が可能であった時代、これらの星星が地球に介入し、その当時の人類に良きにつけ悪しきにつけ様々な影響を与えてきたことは、紛れもない事実です。
ですが、それは相当大昔のことです。
ここ最近は、個別での接触が厳しく制限されており、一見個別に接触してきているように見えても、その実は天上界の実働部隊である銀河連盟による共同作業の一貫として活動しているにすぎません。
何故それらしく装っているのか、と言えば、色んな情報を錯綜させることにより真の宇宙史を悟らせず、かつまた皆さんの想像力をかきたてて飽きさせないように、わざと違ったことをそれぞれに言わせている、というのがその実態です。
また、グレイなどがつい最近まで活動していた、というウワサは、その半分くらいは本当です。
ですが、これとてもエロヒムの書いたシナリオに沿ったヤラセであり、偶発的なものではありません。
それから、マトリクスは無くなりつつあるのではなく、逆に年々歳々月を追うごとに強化されています。
色んな方が誰かさんのウケウリで反対のことを言ってますが、強化されたマトリクスによって皆さんの心と体が変調をきたし、あちこちに違和感を覚えているのが何よりの証拠です。
こうした見えないコントロールに関して、映画トゥルーマンショーやマトリックス三部作がうまく表現しています。
それから、この世に地上天国が建設されるというプロパガンダを信じて疑わない方が見えますが、この地球に地上天国が建設されるのは、地上から一旦人間がほとんどいなくなったあと、地表が作り直され、天の川銀河の博物館として再生した時に、それに近いものになるはずです。
地上天国は、地球における光と闇の比率が仮に70対30の時でも、数百年以上かかるはずですから、ましてや51対49がようやく改善されつつある現状で、なおかつほんの数年の間に建設することなど、土台無理といわざるをえないでしょう。
まあ、天上界が手取り足取り、一から百まで、すべてお膳立てするような過剰介入でもしてくれれば話は別です。
現執行部が新たな並行宇宙を創造し、そこでそうしたことをやる可能性は決してゼロではありません。
でも、そうして成し遂げられた地上天国など、一体どこにどれだけの値打ちがあるというのでしょうね。
それではまるで、子供の宿題を親が代わりにやって100点満点を取ったからといって、嬉々として喜んでいるようなものだと思いませんか。
これに限らず、さもそれらしい情報のリークは、基本的には地球に転生してきている多くの光の子らに積極的に仕事をしてもらうための方便であり、あらゆるチャンネルを通じてわざと大量に流されています。
実のところ、皆さんが待望されている地上天国は、もうすでに地下に用意されており、アセンションされた方から順次そちらに移られることになるはずです。
また、アセンションはしたいが、アセンションできない場合はどうなるのか、ということを多くの方が心配されているようですが、別にどうってことはないのです。
大半の方が地下に行かれて完全な意識に戻られた後、ご自分の実情に即した次なるお勉強をするべく、最適の星星へと転生されて行くことになります。
一部特殊なリハビリを必要とされる方は、地下ではないところに、当分の間行かれることになると思います。
この辺の道筋については、一見難しそうに見えても、その実は極めて単純明快な道理で貫かれていますから、何らの心配も無用です。
わかりやすく表現するならば、「死ぬまで勉強、死んでも勉強」ということであり、勉強のふた文字を、「冒険」あるいは、「体験」に入れ替えたとしても同じことです。
最後になりましたが、皆さんが今年一年さらに精進されますことをお祈り申し上げます。
以上、大天使から切られっぱなしじゃあ面白くもなんともないので、そろそろ切られ役から大天使キラーに転向しようかなと思っている、長老映画村、契約社員のDがお伝えしました。
D