2003.9.10
天上界の仕掛けた引っ掛けモンダイに、まんまと引っ掛かっている全国の善男善女の皆さん、コンバンワ。
全日本引っ掛けモンダイ緊急対策委員会臨時顧問のDです。
金曜日のゴールデンタイム、今日も楽しく、年々歳々高度化するタチノワルイ引っ掛けモンダイに対する、最新対処法についてお知らせいたします。
なーんて、TV番組があったら面白いんですが、そんな番組あったら、それこそ人類全員アッという間に覚醒してしまって、地球が地球でなくなってしまうので、今日は最新の引っ掛けモンダイの傾向と、その対策についてお知らせします。
インターネットの盛んな昨今、天上界の引っ掛けスタイルも御多分に洩れず高度化し、最近は自動書記や普通のチャネリングなどよりも、HPやインターネットの掲示板を使い、ウォークインして乗っ取った人物や架空の人物を偽装して影響力を行使する、というパターンが多くなっています。
彼らは、皆さんの霊的進化状況や、政治や宗教、また趣味や思考パターン等に合わせ、政治系、経済系、軍事系、宗教系、ニューエイジ系、オカルト系など、程度の低いものから高いものまで、ありとあらゆる種類のHPや掲示板を使い、皆さんをインターネット上で深く静かに引っ掛けています。
それはあたかも、強力な集魚灯に集まる魚の群れのように、多くの方がいともたやすく網に掛かっているのですが、当の本人は、自分がまさか網に掛かっているなんて爪の先ほどにも思っていないのが、なんとも不思議なとこなのです。
その手口たるや、人間社会に永年にわたってすり込んできた間違った知識・常識をベースに、加えて今日のための布石としてかなり以前からバラ撒いてきたニューエイジ系の大量の出版物などあらゆる小道具を併用し、皆さんをもうバレバレになってきた古いステージから、新しい引っ掛けのステージにいざなうべく、膨大な数のHPとHNを用い、またHP間のキャッチボールやHN間のヤラセ連携プレーを多用しつつ、およそ人間の想像を超えるスケールでひとつの巨大な電脳ワールドを構築しています。
彼らのHPや掲示板を見分ける方法はいくつかありますが、そのひとつは、普通の人間とは思えないほど博識で守備範囲がひろく、仮に100年間一日中インターネットやTV・新聞を見続けたとしても、到底ありえないほどの知識や情報を持っているということです。
そして、自らがHPや掲示板を主催しているか、あるいはそこのヌシのように頻繁に登場しては、オピニオンリーダーとなっているケースが多いのです。
彼らは、引っ掛かった人はひとり残らず自分たちのコントロール下におきたいものだから、ついついスーパーコンピューター並みの膨大な知識をひけらかしてしまう下手も打っていますが、数に物を言わせる物量作戦とHPやHN間の連携プレーで、一種の世論みたいなものを形成して、鮮やかなまでにしかも堂々と皆さんの心の中につけこんできます。
一部まともなものもありますが、大半はマニア向けというかオタク向けというか、箸にも棒にも引っ掛からないようなどうでもよい情報を流しては、皆さんの知識欲を煽りつつ洗脳し、大事なもの、すなわち神もしくは愛から皆さんの目を背けさせる謀略を繰り返しています。
参考までにいくつか実名を挙げてもよいのですが、どうせすぐにHNを変更したり、別のHPや掲示板を立ち上げるでしょうから、きりがないのでやめときます。
要は、気軽にネットサーフィンしてHPや掲示板で最新の情報を集め知識欲を満足させているつもりが、キッチリと彼らによってマークされ、自分の心のうちを読まれた上、何らかの選択を左右する重要なマインドコントロールを知らず知らずのうちにうけているケースが多いのです。
そして、もしそのマインドコントロールがその方にとって良い方向性をもたらすものならよいのですが、出る杭は打たれるの如く、少しでも気づきそうになると、まるでカウンターパンチのように、エゴを煽ったり感情を逆なでしたりと、タチノワルイものも多いのです。
必要とあらば、たった1人に対して5人も10人ものHNを使って寄ってたかって仕掛けてきますから、たいがいの人は多分コロッとやられているはずです。
もしかすると、あなたもすでに経験者なのかも知れませんね。
そして普段はともかく、あなたの霊的成長の重要な節目には、まるでCIAやKGBが絡んだスパイ映画みたいに、彼らは24時間365日あなたを監視し、あなたの行動パターンに合わせ先廻りしてきます。
そして、たとえあなたが書き込みをしなくても、あなたの考えていることに合わせ、あなたの選択を左右するキーワードを、あなたの好みのHPや掲示板に地雷のように仕掛けてきます。
そして、もしこれらの影響力を排除したければ、ある程度冷静に判断できるようになるまで、ネットサーフィンをやめることが一番の方法でしょう。
でもその時彼らは、家族や友人知人を利用するオーソドックスな手法に切り替えて、あなたを引っ掛けにくるのです。
いずれにしても、この世で息をしている限り、前門の虎後門の狼、といった状況は続きます。
それから、出版物による引っ掛けも依然として盛んです。
一例を挙げて説明しますと、先日ある方から、最高度に進化した○○○とかいう星はあるんですか、という質問を受けました。
ご本人も、何か変だなあ、と思われていたそうですが、実はそのような星はそもそも存在しません。
ここで誤解してはいけないのは、地球以外に沢山の地球外文明が存在することは事実だということです。
がしかし、この星の一例は、ある人物をアブダクションして、脳の記憶領域に人工的にあたかも体験したかのようにインプットする手口で、人類のある層をマインドコントロールするために作成したフィクションなのです。
この例に漏れず、アブダクションものや自動書記、その他彼らによって広範・重層にわたって出版されているものの多くは、人間を次の新しい引っ掛けステージにいざなうために、政策的にそれらしく作文したものがほとんどです。
皆さんも、一度冷静になって考えてみられたらわかると思いますが、そもそも最高度の進化とは一体全体何なのかということです。
それはモノが最高度だということなのでしょうか、それとも精神性が最高度だということなのでしょうか。
なるほど、私たちが今生きている地球という星は、モノもそんなに発達していませんし、精神性も今の現状を見る限り、はっきり言ってロクなものではないかもしれません。
ですが、以前にもお伝えしましたように、この地球に転生してこられる方というのは、皆さん色んな星で沢山の経験を積まれた、霊的にかなりの進化をはたされた方が多いのです。
霊的にかなり進化をはたされた方が、更に進化をはたすための特殊な学校がこの地球であり、この見渡す限りの大宇宙で覚醒することが一番難しい星が、他ならぬこの地球なのです。
神智学には、地球は7の3乗、すなわち343あるカテゴリーの下から二番目の未発達のドンクサイ星であると書いてありますが、これは真っ赤な嘘です。
正しくは、地球は343段階ある難易度の上から2番目に覚醒することが難しい超難関の星です。
今現在、343段階の一番上の星は存在しませんから、事実上この地球が最難関です。
ですから、この件に関しては、神智学は全くもって正反対のことを書いています。
仮に経験の浅い若い魂が、何かの目的のため地球にやってきたとしても、彼らは数週間から数ヶ月くらいしかこの地球のようなマイナスエネルギーが渦巻く星では生きてゆくことが出来ません。
現にアジアやアフリカで幼くして亡くなる子供たちの多くは、地球のエネルギーをほんのわずかでも実際に体験するため、幼くして亡くなることを重々承知の上、突撃的にごく短期間転生してくる若い魂たちです。
もう一度繰り返しますが、見渡す限りの大宇宙の中で、最も高度な実験をやっているのが、この地球です。
そして、魂が最も高度な進化を遂げることができるのも、この地球です。
そして今現在、全宇宙の中で最も高度に進化した魂が揃っているのが、この地球なのです。
皆さんは、ひとり残らず、この地球に生まれてくる前にその能力を制限され、ハンデを背負って生まれてきているため、その結果見てのとおりのドンクサイ地球になっていますが、肉体という制限服を脱いでしまえば、皆さんは、ピッカピッカに光る一年生ではなく、高度な進化をはたし幾色にも重厚な輝き放つ魂たちばかりです。
ですから、人間の目から見て一見高度に進化した平和で豊かな星というのが仮に存在するとすれば、その星は闇の世界に不慣れなビギナー向けの幼稚園みたいな星であり、その星の魂は何千万年か何億年後かに、今の地球みたいな極めて難易度の高い星に転生してくるようになるのです。
地球での学びを卒業された方というのは、皆さんこの見渡す限りの大宇宙、あるいは銀河やいろんな星域の指導的な役割を担うようになられる方たちばかりです。
中には、新しくできる並行宇宙の創造主的役割を演ずる予定の方も多くおみえになります。
ですから、宇宙のエリートを数多く輩出するべく、どの星と比較しても無茶苦茶とも言えるほど引っ掛けが多い設定となつています。
先ほどの話に戻りますが、最高度に進化をはたした星を描いた出版物というのは、タイトルからしてまったくオカシイのです。
そもそも最高度に進化した魂が、洋服を着て飲食をし、UFOに乗って何日もかけて旅をしたりするワケがないのです。
彼らは、思ったことは即現実化できるわけですから、どこへ行くのも一瞬ですし、どのようなものにでも変幻自在に姿を変えられます。
このような簡単な引っ掛けに、頭でっかちで知識偏重の方ほどまんまと引っ掛かっているのが、今の人類の実状です。
これに限らず、地球で出版されている地球外文明に関するものの多くは、人間の程度に合わせそれらしく政策的に作文されているものがほとんどです。
ほんの一部だけ、ある星の実録ものがありますが、いずれも霊的進化度合いの低い方の星の物語です。
今日は、新タイプの引っ掛けを中心にお話しましたが、引っ掛けに引っ掛かって少々痛い目に遭うのもよし、また引っ掛からないように自我の台頭を押さえ、感情の起伏をうまくコントロールして何が本当かよく見極め愛の実践に移るもよし、どちらでも皆さんは完成された道へと繋がっていますから、どちらを選ばれても良いのです。
でも欲をいえば、またできるものなら、上手に引っ掛けを見極められて彼らの思惑を外し、シテヤッタリと思いつつ、アセンションまでの残された日々、愉快に楽しくお過ごし頂きたいと思います。
以上、引っ掛けモンダイ緊急対策委員会臨時顧問のDがお送りしました。
それでは、また来週。
ナーンテバングミ、ホントニアレバヨイノニネ。