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アセンション情報8 〜表看板・裏看板〜

  • 2021年8月19日
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2003.9.25

大分前になりますが、私は不思議なインド人に邂逅する機会に恵まれました。

機会をつくってくれたのは、その昔最初にインドを旅した時の現地ガイドさんで、彼はオジさんのお伴をして日本にやってきた合間に、連絡をくれたのでした。

不思議なインド人とは、そのガイドさんのオジさんでした。

懐かしさと再会を楽しみに、私は宿泊先のホテルに向かいましたが、その折ひょんなことからオジさんに一度会ってみませんか、と誘われたのがキッカケで、その方と邂逅することになったのです。

その方は、宝石と衣料品のお店と貿易会社を経営され、名門のバラモンであり、自宅にお寺を持つ敬虔なヒンドゥー教徒ということでした。

その当時、50歳を超えておられましたが、5歳の頃から毎日朝4時から4時間瞑想をするのが日課で、有種三昧の最終段階に入っておられ、生きがいは月に何回か恵まれない方へ食事などの奉仕をすることだ、ということでした。

顔はクリシュナのように青黒く、目は冷静沈着そのもの、一言一言慎重にゆっくり話され、普通のインド人とは大分かけ離れた、身体は小さいが強烈な存在感を持った方でした。

雑談は広範多岐に及びましたが、今も印象に残っているのは、
「サドゥ(世を捨ててヨガに没頭する人)など普通の人がやるべきことではない・・・・・」
「毎日三昧に入っているが、光の記憶だけであとは何も覚えてない・・・・・」
「病気治療などほんの数分思うだけでできるが、廻りが騒ぐのでやらない・・・・・」
「伝説の女ヨギ、ギリバラみたいに一切飲食しないヨギは他にも何人かいる・・・・・」
「空中浮揚など子供の遊びだ・・・・・」などです。

2時間ほど私の様々な愚問に、イヤな顔ひとつせず親切に答えて下さいましたが、そのうちおもむろに私の手をとり手相を見、また額をジーッと見つめ、何事かブツブツとガイドさんに話されてました。

その時の話は、
「間違いない。あなたは普通ではない・・・・・」
「あなたにとってクンダリーニを上げることは、大した問題ではない・・・・・」
「あなたはただ思うだけで、病気は治せるようになる。でも、やらない方がよい・・・・・」
「そのうち、再びインドやヒマラヤにやってくることになる・・・・・」
「多分○年後に額に光が入るだろう・・・・・」
といった内容でした。

この時私は、この他にもあれやこれやと実に百以上のことを教わりましたが、ひとつふたつを除いてそれらのほとんどが正しかった、ということをその後知りました。

そしてそのひとつは、今現在光がまだ入っていないことです。

ただし、予告された日まではあといくばくかの余裕があります・・・・・。

その後、この方のおかげで私はヨガに興味を持ち、本格的にかじってみるキッカケになったとともに、実際にヨガに挑戦して色んなことを理解できたのです。

今日はヨガのことを中心にアレコレお話ししてみます。

ヨガと一口に言っても色々ありますが、総体的にみたヨガは霊的知識の宝庫であり、古来より数々の覚者を世に送り出した実績を持つ、インドが世界に誇るすぐれた霊性開発の行法です。

またヨガは、色んな方むけにタントラヨガ・プラナヤーマヨガ・バクティーヨガ・マントラムヨガ・ハタヨガなど、実に様々なありとあらゆる行法を網羅しているため、今もなお多くの方たちを惹きつけて放しません。

加えて、心身浄化・健康維持という点においても有効性の高いものが多く、これからもより一層人気を博することは間違いないでしょう。

でも、ヨガは完璧か、といえば、決してそうではありません。

やはり、他のものとたがわず、いくつかの瑕疵を持っています。

その代表的なものは、多くのヨガの流派が「賢者と愚者」という思想をその根底に持っていることです。

すなわち、「賢者は、この世は地獄であることをよくわきまえ、この世に執着することなく、すみやかに覚醒し、二度と人間には生まれてこないように努力すべきである」といった思想です。

そして多くのヨギ(ヨガの修行をする人)が、これに基づいて二度と人間に生まれてこないよう、様々な苦労もいとわず、せっせと修行に励んでいます。

ですが、こういった思想を背景に仮にヨガを極め、サマディーに入って第5・第6・第7次元の光に接することができたとしても、あるいは不死の魔法使いや仙人になれたとしても、実はそのような悟りはあまり大したことはないのです。

そして、こうしたことを何故かほとんどのヨギが知りません。

よしんば万にひとつ、第7次元の壁を突き破り、第8次元まで登りつめ巨大な光の玉を垣間見たとしても、その道理は何ら変わりません。

何故なら、そもそも神が何のためにこの物質宇宙を創られたのかといえば、愛の広さと奥行きを探求されるためであり、この世を忌避することではないからです。

また、神が人類に対し望んでおられることというのは、苦しみや悲しみの渦巻く困難な状況にあっても、いかに愛を実践することができるか、あるいは愛を実践することによっていかに困難を乗り越えることができるか、ということだからです。

ですから、「この世は地獄だからサッサとおさらばするのが賢い者のすることだ」という主旨のもと、永年苦労して修行し、当初の目的の魔法使いや仙人になれたとしても、人間の評価とは裏腹に、上の方からはあまり評価されないのです。

そして、自分では困難なことをやり遂げたと思いつつ意気揚々あの世に還ったとしても、上の方からはもう一度やり直してこいと言い渡され、スゴスゴと再び地上に舞い戻ってくるのがオチなのです。

ヨガには優れたところが沢山ありますが、この「賢者と愚者」という思想はいただけません。

これでは、この世で行われているゲームの主旨と大分ズレているのです。

よろしかったら皆さんも、一度ご自分で考えてみて下さい。

そして今度は反対に、ヨガの優れたところを紹介すると、それはどのヨガも自我を撲滅するということを極めて重視し、豊富な行法をラインナップしている点です。

どうして自我の撲滅がそんなに重要かと言うと、愛を実践する上において、最もネックとなるのが常に自我の台頭だからです。

ほとんどの方は普段、自我なんてさほど気にもかけないでしょう。

でも、本気になって覚醒を目指そうと思ったとたん、自我は豹変しあなたの最大の敵となってくるのです。

加えて愛を実践する際、あるいは何か善きことをする時、必ず待ってましたとばかり自我がアレコレブレーキをかけてきますから、愛を実践する、あるいは覚醒を目指される方にとっては、どなた様に限らず、何をさておいても自我を撲滅することは焦眉の急です。

この点ヨガはありとあらゆる行法を取り揃えていますから、自我を撲滅することに関しては優に100点満点をとれます。

でも、ここでもヨガは瑕疵を持っていますから早合点してはなりません。

どういうことかと言うと、ただ単に自我を撲滅することだけに終始してしまう流派が多いのです。

自我を撲滅するだけでは、画竜点晴を欠くの如く、一番大事な肝腎要の部分が欠落しているのです。

何が欠落しているかと言えば、愛の実践であり、これこそが自我の撲滅ばかりを強調しすぎるヨガの多くの流派の盲点です。

私は常々、この世は、表看板が愛の実践であり、裏看板が自我の撲滅だ、という表現をよくします。

両者は車の双輪の関係にある、と言っても過言ではありません。

そして、両者の絶妙となるバランスを数字で表すと、7:3の比率になります。

こうした点をわきまえ、自我の撲滅と並行して愛の実践を提唱しているヨガもあります。

それは、カルマヨガです。

カルマヨガは日々の生活の中で愛を実践してゆく過程で神との合一を目指すというヨガで、アンマが実践しているヨガですが、少数派です。

そして、このカルマヨガの原理を見事なまでに達成され、きわめて高いレベルで覚醒された方が、大分前にお亡くなりになったインドのマザー・テレサです。

インドに永年住んでおられたにもかかわらず、多分ヨガのことをほとんどご存知なかったであろうマザーが、知らず知らずのうちにカルマヨガの原理を実践され、ほとんどのヨギが達成したこともないような極めて高いレベルで覚醒されたことを、多くの方が知るべきです。

マザーこそ、あらゆる困難の中で日々愛の実践を繰り返され、かつ自我に打ち克ち、神の意志に完璧にかなった生き方をされた、神の最愛のめぐし子のおひとりでした。

マザーは常日頃から、世間から見捨てられた方はもちろん、すべての人類にとって本当に足らないものとは、実は愛なのです、ということを繰り返しおっしゃられていましたが、まさにそのとおりです。

すべての方に今絶対的に不足しているものとは、実はカネでもモノでもない、愛そのものに他なりません。

マザーのハウスでは、毎日のように、家もない、金もない、身よりも何にもない方が亡くなってゆかれますが、その多くの方がシスターたちの手厚い看護によってニコニコしながら感謝しつつこの世を去ってゆかれます。

ハウスには質素な食事と粗末なベッド、その他にあるものといえば、シスターたちの献身的な愛だけです。

それにもかかわらず、ニコニコして感謝しつつこの世を去ってゆかれる・・・・・。

ここに人類が考え直さなければならない、ありとあらゆることの、大きなヒントが隠されています。

地球では永年にわたり、男性性や父性の悪い方の側面である、武力・暴力・支配・差別の強調されすぎた時代が続いてきました。

そして、今早急に復活させなければならないものとは、マザーやアンマがお手本を示された「母の愛」なのです。

「母の愛」は、何も女性だけの専売特許ではありません。

男性でも献身的で根気強い地道な「母の愛」をいくらでも表現できるのです。

「母の愛」とは、いつも申し上げているコツコツと積み重ねる愛の実践に他ならないからです。

今現在第1回~第3回のマスアセンション予定者の男女の比率は2:8です。

圧倒的に女性上位です。

世の男性の皆さん、私はなにも出ないオッパイを出せとは申しません。

でもここは、オッパイ出さずに根性出して、せめて3:7に近づくよう頑張ってみられませんか。

表看板が「愛の実践」、裏看板が「自我の撲滅」をコツコツと実行するだけでよいのです。

どうかよろしくお願いいたします。

D

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