長い人類の歴史の中で、まともな努力もせずチャランポランなまま、悟れた人はひとりもいないが、まじめに努力して精進して、悟りに至らなかった人もひとりもいない。
ここでいう精進とは、神=愛の大切さについて、たまたまでも良いから気づいたり知り得たことを、毎日の生活の中で少しづつでも実践し、かつまた20分、30分のコマ切れの時間を利用しては、神と直接ふれあうことをいっているのであって、1日中山にこもって、座禅を組んだり、読経したり、瞑想したりすることをいっているのではない。
大切なことは宗教、伝統、因習、形式に囚われることなく、コツコツと愛を行い、暇を見つけては神のエネルギーと同調することであり、小さな、ほんの小さな事の積み上げこそが、人の心を根底から変え、廻りをも変えてゆく偉大な力を持っているということを、自らが実践して実証することにある。
神は在りて在るものすべてであるから、あなたのローソクや線香、花や饅頭、お酒にお金、祝詞に読経など、ほんとはどれひとつとして求めていらっしゃらない。
求めていらっしゃるものはただひとつ、あなたの愛のお布施(愛の想い、愛の行い、愛の言葉)、ただそれだけである。
これらのことをよく理解されたら、早速今日からでも急がず休まずコツコツと、愛を行い、神と直接ふれあうことが出来る意識づくり、肉体づくりのトレーニングを真剣に始めまショ。