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〜 欲と苦楽は穢土の華 〜

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D語録 〜13.人間は何のために生まれてきたのか〜

  • 2021年8月19日
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私たちは全知に近い神の分霊として、また代理人として、この地球上で苦というものを通して、より深く愛を体験・検証する為に生まれてきた。

何故神が直接体験できないかというと、ひとつには苦というものの体験が、愛一元の絶対的な神の次元では実現不可能で、地球のような相対的かつ物理的な次元でしか体験できないからであり、ふたつめには無限の一者である神がこの地球のような有限な世界に介入したとたん、そこが無限の世界になってしまうからである。

また神が全知に近い存在なら、何故わざわざ体験する必要があるかと言えば、“百聞は一見にしかず”のことわざのとおり、百聞=全智と、一見=体験とは、根本的な質的相違があるからである。

例えれば、インドについて本やビデオで山ほど知識を詰めこんだ多くの人が、実際にインドに行ったらカルチャーショックの連続で、世の中に対する考え方が、根底から変わってしまうのとよく似ているし、ご馳走の写真をいくらながめても、腹は満たされないし美味かどうかもわからないのと一緒である。

地球という「苦の海」のような星は、神によって人工的、もとい神工的に造られたバーチャルリアリティーなのだが、神の幻術は人間の知恵をはるかに超えているから、ほとんどの人は幻術であることを見抜けないまま、人生を終えてしまう。

神が用意された巧妙なワナ、すなわち欲や執着は、口には甘く強い習慣性があり、腹にはにがいとは重々わかっていても、ついつい手が出て、そのたびに溺れかけたり沈みかけたり、もがき苦しむことになる。それこそ植木等の“わかっちゃいるけど、やめられない”のだ。

“良薬、口に苦し”のことわざの如く、苦悩が大きければ大きいほど、魂にとっては何ものにもかえがたい貴重な体験で、その本質たるや最高の良薬なのだが、本人が苦悩を良薬だと認識しない限り、苦悩は良薬(気づきの妙薬)に転換しないから、苦悩のままで幕切れをむかえてしまうのが大半なのである。

何とも残念なことだが、それだけ地球での体験が難しい(チャネリングによると、天の銀河の中でもトップクラスの難しさだという)ということがいえるし、神の用意された巧妙なワナは、微に入り細を穿って相当手の込んだものとなっており、小憎らしいことこの上ない。

加えて、人を済度しなければならないような立場の人が、他人はおろか自分自身でさえ済度できず、右を見ても左を見ても暗澹たるニュースばかりが飛びかう末法の時代、気づくのはなおさらのこと容易ではない。

がしかし、そうであればあるほど、この時代に気づく価値は大きく、夜明け前が一番暗く、一寸先は闇ではなく、一寸先は光であることを信じて不断の精進を続けるべきである。

ここに集いともに研鑽されている方々を含め、この困難な体験を選択された地球の魂全員が、こうした道理をよく理解され、1人でも多くの方が苦を超越されたのち、一日も早く、光り輝く“光の子”に戻られんことを・・・・・・!

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ハマの旦那

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ハマの旦那
算命学・人相観などを用いて組織開発・人材開発支援をいたしております。
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