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D語録 〜14.羽化への 「ゆらぎ」〜

  • 2021年8月19日
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霊性の向上を志すものにとって、真理に近づけば近づくほど、現実との間の乖離が問題となってくる。

人間は生きてゆく為、仕事をしてお金を稼いで生活を維持していかなければならないが、一方では真理に近づくためには、ある程度の時間を使ってトレーニングや勉強を継続する必要がある。

トレーニングに力を入れすぎると仕事がおろそかになり、仕事に一生懸命になるとトレーニングする時間がなくなる。

また、高次元の世界を知れば知るほど現実の生活が何だかアホらしくなり、現実がイヤでイヤでしようがなくなり、現実に戻れば、浮き世離れした高次元の世界のことはどうでもよくなり、心はこれら2極の間を揺れ動く。

特に、クンダリーニが上がり始めて、悪感情や悪想念、悪いカルマの解放が始まっているような人は、マイナスエネルギーが解放されるたび、肝臓・腎臓・脾臓等の主要な臓器が手痛いダメージを受け、加えて脳下垂体・甲状腺・副腎などの内分泌器官が一段と機能低下し、イライラが増幅する悪循環が始まる。

夢遊病者みたいに心ここにあらずで、何が何だかわからないまま、一日がアッという間に過ぎ去っていく。

こうしたゆらぎは、羽化への重要な一過程であり、流れに乗っかってさからうことなく、自然体で流されてゆくのが上策である。

ゆらげばゆらぐほどアカは落ち、ああ有り難い儲かったと達観して、静かに嵐が過ぎ去るのを待つのがよい。

どうしても不安な人は、誰しもがこの世に生まれる前、自分のハイヤーセルフと綿密に相談したうえ、自分の越えなければならないハードルの高さを決めてきており、一見越えられないような高さに見えても、実際には余裕をもって越えられる高さしかないことを信じることである。

現実の世界と高次元の世界をどう折り合いをつけてゆくかだが、現実の世界で生きてゆくことも大切であり、高次元の世界に近づくことも大切で、どちらに偏ることなくバランスをとりながら、この世であの世の真理を織り交ぜてゆくところに、神の求める答えがあるように思う。

坊さんが寺にこもって悟りを開くより、普通の人が普通の生活をしながら悟る方が、百万倍難しいし百万倍値打ちがあると白隠禅師はのたもうたが、あなたはその百万倍難しいことに挑戦しているのだから、少々のことがあって当然だし、大いに胸を張ってもらってもよいのである。

あなたの心がゆらぐにつれあなたの魂は成長し、ついには羽化してまばゆいばかりの光となって天使の如く天翔るかもしれない。

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