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D語録 〜15.聖なる動作〜

  • 2021年8月19日
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ヨガや気功でいくら多くの座法や動作を学んだとしても、本人の意識が自己の外に向けられている限り、それは単なるポーズや筋肉の運動を行っているのと同じであり、健康維持には役立っても霊的な成長はあまり望むべくもない。

逆にヨガや気功に限らず、ヒーリングや座禅、奉仕や日常生活のあらゆるシーンにおいて、意識が裡なる神性に向けられつつ行なわれている行為、あるいは神性=愛に基づいた行為は、全て聖なる動作と言ってよい。

聖なる動作とは、肉体が動いているか静止しているか、あるいは宗教やスピリチュアル的な背景を持っているかどうかとは全く関係がなく、意識が神の方を向いているか、もしくは行為が神性に基づいているかどうかとのみ関係がある。

求道者はえてして、宗教や伝統的な形式を持つ聖なる動作ばかりを重視しこれらにこだわるが、本来重要なのは日常生活の中におけるさりげない聖なる動作であって、特別の儀式めいたものばかりが聖なる動作ではないのである。

裡なる神性とは、直接的には神や神の分霊モナッドのことを指すが、神とは愛であり、光であり、善であり、喜びであり、平安であるから、自己や他人が神の属性を感ずることができるあらゆる行為、それらはすべからく聖なる動作なのである。

人間は神の子であるが、神の子である人間の意識の本質とは善きことをする意志である。

他人が喜ぶことをする、他人を佑けるようなことをする、こうした善きことをする意志の発露こそが真の聖なる動作である。

従って朝から晩まで善きことを行い、生活そのものが聖なる動作となってしまっているような人は、四六時中座禅や瞑想をしているのと何らかわりはなく、改めて何かをしなければならないということは何もなく、神から見れば自らの意図に完璧にかなった最愛のめぐし子なのである。

「たとえ、人々の異言や天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、私には騒がしいドラやシンバルにしか聞こえない。
たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも。
たとえ、山を動かす程の信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。
全財産を貧しい人々のために使い尽くそうとも、誇ろうとして我が身を死に引き渡そうとも、愛がなければ私に何の利益もない」

コリントの信徒への手紙より
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ハマの旦那
算命学・人相観などを用いて組織開発・人材開発支援をいたしております。
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