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〜 欲と苦楽は穢土の華 〜

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D語録 〜18.欲の高度化〜

  • 2021年8月19日
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神はあらゆるものを創造し、いろんな体験を重ねてゆくことによって未知を既知とし、更なる進化・向上を果たそうと考えこの物質宇宙を創造した。

くだけて言うなら、あれもしたいこれもしたい、何でもかんでもやってみたい、と思って宇宙を創った。

だから、神は宇宙一の欲張りであり、その息子である人間も親の血を引き欲張りである。

親子共々欲張りであるからこそ、この宇宙も地球も存在し続けており、宇宙創造の原点である欲が無くなると、宇宙も地球もその存在理由が無くなって、元の光の状態へとお里帰りする。

人類はいつ頃からか、何故か欲を諸悪の根源とみなして罪悪視し、欲を抑えることを美徳と錯覚し、欲を抑えようと頑張る人に対しては一種の尊敬の念まで抱いてきた。

そしてこうした流れの極めつけが、”無欲たれ”などという荒唐無稽でワケのわからない教えであり、古来無欲を唱えて無欲たりえた人はひとりもいない現実を、人類はそろそろ正視する必要がある。

宇宙創造の原点である欲のエネルギーは、全宇宙に充満し、あらゆる意識体に対し今もなお、新たなる創造と更なる進化を強力に促し続けており、強すぎる欲をある程度セーブしようとするならまだしも、真っ向からこれを否定しようなどということほど愚かなことはない。

また仮に否定しようとしたとしても、否定しきれるものではないことは、皆さんもダイエットなどで既にご存知であろう。

欲は抑えようと頑張れば頑張るほど、抑えた力の何倍もの反発力が自身に跳ね返ってくる。

その典型的な例が無欲を目指した修行者達で、せっかくしんどい思いをして食欲、性欲、物欲を抑えたつもりが、一時的にクサイものにフタをしただけの結果で終わり、よしんば今回の人生で反動がでなくても、次回の人生では、食い意地がはってスケベで欲張りで金勘定が好きな人になったりする。

欲はただ単に抑えたり否定したりするのではなく、神が与えたもうた天恵として素直に肯定し、自分のためだけの欲から、人様のための欲へと徐々に高度化させてゆくことにより、食欲、性欲、物欲等の生きてゆくための基本的な欲から卒業することを可能にし、あわせて神の求めた創造性あふれる人生を歩むことができることをよく理解することである。

人類は、”無欲”という無知無明なる教えによって、人間が本来見据えていかなければならない視点をそらされ、人間を卑屈で偏狭にしてしまうトンデモナイ呪縛をかけられてきたが、こうした現状から一日も早く脱却し、高度でスケールの大きな欲を、自らの欲の中心にドカッと据え、人々の喜びや幸せを追求し、万物と調和した平和で平等な時代を築くべき時が来ている。

皆さん、欲こそが創造の原点、欲こそが進化の源、もっと高度でもっとスケールの大きな欲を持ちましょう。

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ハマの旦那
算命学・人相観などを用いて組織開発・人材開発支援をいたしております。
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