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D語録 〜35.能動的に愛するということ〜

  • 2021年8月27日
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人間はえてして、他者から愛されることによって喜びや満足感・安心感を得ようとしますが、これだとその人の心は何かにつけ、もしかしたら自分はもう愛されていないのではないか、といった猜疑心や怖れにさいなまれ、常に揺れ動き、時として悲しみや不満や不安のとりこになったりします。

愛に関して大切なことのひとつは、他者から愛されること以上に、いかに自らが能動的に他者を愛するかであり、他者を愛し続けることによって、誰からも愛されるようになる、というのが理想的な愛のモデルです。

とかく一方通行の愛だと、愛されていないのではないかと考えた時に、何とも言えないほど切なくなりますが、とことん愛し続けることができれば、いつの間にかその切なさが解消することになっているから、愛とは不思議なものです。

なぜそうなるかといえば、他者を愛することは、とどのつまりは神を愛していることに他ならず、他者を愛すれば愛するほど、神からより一段と愛されるようになり、マイナス面が自然と解消されてゆくことになるからです。

人は何かコトがあると、愛する人に対し、「これほど愛しているのに」とよくキマリ文句をのべますが、この場合の“これほど”とは、真の愛に際限などあろうはずもなく、ほとんどのケースがその場限りの方便です。

また、この場合の愛とは、真の愛とはチト違う、エゴから出た自己中心的で限定的な、愛に似た別のシロモノです。

他者を愛し続けるにつれ、人間的な感情や判断が入り込むスキは徐々に減少し、いつしか自分の愛は、大きなスケールで相手をスッポリと包み込むようになり、相手から愛されているのかいないのか、あるいは相手の心がどう揺れ動いたか、などといったことがあまり気にならなくなってゆきます。

そして、これが高じてくると、まるごとスッポリ他者を愛し続けるということに対して違和感や抵抗感も次第になくなり、ただ単に愛するという行為自体が、大きな喜びへと昇華してゆきます。

まさに愛のなせるマジックです。

とはいっても、人間である以上、愛されるということももちろん必要ですし、愛されることを徹底的に追求することも、人生の節目節目では大切なことです。

要は、能動的に他者を愛し続ける割合を高めてゆく過程で、いかに自らの愛を高度化してゆくことができるかどうかに挑戦するため、皆さんはこの地球に転生してきたということを、忘れてはなりません。

皆さんの愛が、世界中に拡がりますように・・・・・。

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ハマの旦那
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