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〜 欲と苦楽は穢土の華 〜

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D語録 〜8.ヨッパライ天国〜

  • 2021年8月19日
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人間は色んなものによく酔う動物である。

酒に酔い、金に酔い、権力に酔い、名誉に酔い、物に酔い、宗教に酔う。

酒はアルコールが抜ければ翌日にも酔いからさめるが、あとの残りはさめるどころか、酔ってることすら当人に自覚がない。

まあ、酒もほどほどなら“百薬の長”だし、他の物も、そこそこならば楽しい酔いとなる。

だがいずれも度が過ぎ○○中毒、○○狂と呼ばれるあたりから、話はコロッとかわってくる。

楽しいはずのひと時は、往々にして苦しみや悩みの日々となり、いつの間にか周囲の親しい人たちとも、争いや喧嘩が絶えなくなる。

何故か・・・・・。

これらの人にはいずれも共通項が見受けられる。

それも一番始末に困るもの。

それは、あらゆるものに酔っている以上に、自分自身に酔っているということである。

自分に酔うと、実にまわりが早い。

すぐ足にくる。

フラフラフラフラ、夢心地。

まわりの辛言、聞く耳持たず、類は類を呼んで同じヨッパライが集まると、誰もが自分が酔っているなんて爪の先ほども思わなくなる。

たいがい行きつくとこまで突っ走り、己の人生を嘆くことしきり。

  • 手当たり次第にチャンポンして前後不覚に悪酔いし、おのが失態ごまかすためにまわり中アタリ散らす人。
  • 熱しやすく冷めやすい性格が功を奏してか、千鳥足で上手に落とし穴をかいくぐっては、自分は特別だと舞い上がってる人。
  • 自分が酔ってるくせに人の酔ってるのばかりが目について、人に説教したがる酔狂な人。
  • 落ちるところまで落ちても、何が何だかわからずに、ひたすらオキツネ様や占いに頼ろうとする人。
  • 何度も痛いめにあって、ようやく酔ってることに気づきはじめた人。

あなたがどれかはわかりませんが、13,000年続いた長い宴は、もうまもなくお開きとなる。

あなたが酔って浮かれた間にためたツケは、神のツケウマによってキッチリと管理され、どこに河岸を変えようとも逃れることなどできません。

どうです、そろそろ酔いからさめそうですか。

それとも、ええいヤケ酒とでもいきますか。

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ハマの旦那

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