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Dメール10 ピンチはチャンス

  • 2023年1月16日
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前略 みなさま

地球でのゲームが何故こんなに難しいのかというと、ひとつには「原因と結果の法則」が他の星星よりも厳格に適用されていること、もうひとつは、原因が発生してから結果が現われるまでの間に、かなりの時間差が設定されていること、のふたつを主な要因としてあげることができるかと思います。

特に後者の時間差はかなりの曲者であり、これがため、人間サイドにおける「原因と結果の法則」の認知度が曖昧模糊とした状態に留め置かれ、またエゴを大幅に増強してしまう事態を招いています。

ほとんどの方は、自らの体験を通して、この世が善因善果・悪因悪果の世界である、ということを、おぼろげながらわかっています。

わかっているのですが、原因が発生してから結果が現われるまでの間に、かなりの時間差が設定されていることと、この時間差の間にエゴに惑わされてしまうため、ついつい誤った選択をしてしまうのです。

例えば、良いことをした結果がすぐに現われるのなら、皆さんこぞって良いことをするのでしょうが、良いことをしてもすぐには良い結果が得られないことが多いため、ほとんどの方は良いことを躊躇してしまっているということです。

また逆に、悪いことをした結果がすぐに現われるのなら、誰も悪いことなどするはずが無いのですが、悪いことをしてもすぐには自分に跳ね返ってこないことが多いため、エゴに惑わされついつい悪いことを重ねてしまうということです。

そして、こうしたことが幾度と無く繰り返されてゆくにつれ、ほとんどの方が「原因と結果の法則」という呪縛から次第に逃れられなくなり、地球でのゲームが宇宙一難しくなっていったのです。

それでは、そうした時間差が一体どれくらいの期間設定されているのかと言うと、数年・数十年は無論のこと、場合によっては数代前の過去世に及ぶことも珍しくないのです。

これだけの長期間間隔が空くと、何かとんでもないことが起きた時、何故それが起こったのか、当の本人にしてみれば全く身に覚えが無いだけに、理不尽とか不条理にも思えるわけです。

大概「どうして自分だけが、こんな目に遭わなければならないのか」といった考え方に囚われたまま、さほどの反省をすることもなく、気づくまで同じことが何回も繰り返されることになるのです。

ですが、仮にどのようなことが起こったにせよ、その原因を遡れば、皆過去の誤った行いに辿り付くわけで、実際には理不尽でも不条理でも何でもないのですが、長い時間差ゆえ、気づけないケースが大半なのです。

キリストはその昔、悩み病み貧する人々に対して、様々な困難に直面しているあなた方こそが、実は天国の最短距離にいるのですよ、と諭されましたが、これは極めて言い得て妙な言葉です。

何故なら、今自分が直面している困難な状況こそが、まさに過去の誤った行いが攻守ところを変えて再現しているわけであり、過去の誤りを修正するまたとないチャンスだからです。

もし、過去の誤りに気づくことが出来れば、大難が小難、小難が無難になるのはもちろんのこと、その他の誤りも一気に帳消しに出来る、大きなメリットが隠されているからです。

人は誰しも、傷つけられたり、騙されたり、裏切られたりすると、感情の赴くまま目くじら立てて怒ったりしますが、でもそれは皆過去に自分がやってきたことの返しなのです。

過去に傷つけたり、騙したり、裏切ったからこそ、今度は逆の立場を体験しているだけのことなのです。

そして、そうした困難な状況に今直面しているということは、過去の誤りを修正する絶好のチャンスが到来しているということであり、悪いことではなく、むしろとっても良いことなのです。

今現在、皆さんの身の上には、これまで修正することが出来なかったありとあらゆる過去の誤りが、集中的に再現されているはずです。

あまりの多さに、戸惑ったり、嘆いたりしておられる方がいらっしゃるかも知れませんが、これはそうした誤りを一気に修正できる、またとないチャンスと捉えるべきです。

地球学校最後のこの記念すべき時に及んで、いつもどおり漫然と過ごし、折角のチャンスをみすみす見逃すようではいけません。

是非ともそのチャンスを生かして、多くの誤りを修正して下さい。

今自分の身の上に起こっているあらゆることから、素直に謙虚に学びとることです。

して、もう二度と同じ体験をしなくても良いように、また同じ誤りを繰り返さなくても済むように、エゴや常識に厳しく接することです。

これまでの皆さんの判断が誤りであったからこそ、今そうしたことが起こっているのです。

もし正しければ、そうしたことが繰り返されるということは、なかったはずなのです。

そして、「常識」とか、ご自分流の「善悪」というモノサシばかりで判断されてきた方は、今起こっていることは、そうした判断が間違っていたからこそ起こっている、と素直に認めなければなりません。

また「損得」というモノサシばかり使ってこられた方は、これから死ぬまでズーッと損をしたほうが、はるかにご自分の為になるということを、早急に学ばなければなりません。

皆さんを含め、全ての人類にとって最後のチャンスが、幸いいにして今も続いています。

これまでただ漠然と使ってきたモノサシを、今一度根底から考え直す、正真正銘のラストチャンスです。

どうか、そうしたモノサシを一刻も早く手放して下さい。

そして代わりに、すぐそこにきている輝ける未来を、是非ご自分のその手にしつかりと掴み取って下さい。

間違ったモノサシを後生大事に握っている限りは、輝ける未来を掴むことなど出来ないのです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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算命学・人相観などを用いて組織開発・人材開発支援をいたしております。
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