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Dメール2 悟りは無限

  • 2021年11月7日
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前略

みなさま ○○以来、はや4ヶ月が経過しましたが、いかがお過ごしでしょうか。

順調に仕上がりつつある方もいらっしゃるようで、何よりです。

さて、ここにきてようやく心の振幅も小康状態となり、少しは冷静に考えることが出来るようになりました。

とはいっても、未だ目標にはほど遠く、もう少し真面目にやっておけば良かったかな、と思う今日この頃です。

今も尚迷走が続いていますが、そうした中でも、この地球で繰りひろげられているゲームが「悟りきれないゲーム」だということに気づけたことは、望外の収穫でした。

お陰で、何があっても比較的ゆったり構えることが出来るようになり、まさに怪我の功名です。

「なーんだしょーもない」「何にも進歩してないじゃないか」と言われればそれまでですが、こんな簡単なことを理解するのにも、私には長い時間が必要だったのです。

「悟りきれないゲーム」とは、どなた様に限らず「悟る」ことは出来ても、人間である限り、全てを「悟りきる」ことなど、到底かなわないゲームのカラクリになっているということです。

端的に言えば、これまでに悟った方は数多いが、悟りきれた方はただの一人もいなかった、ということに気づいたのです。

基本的に悟りとは、自分の考え違いに気づくことですから、人間の数だけ、また考え違いの数だけ、悟りは存在します。

世間ではよく「煩悩無尽」と言ったりしますが、煩悩すなわち人間の考え違いが尽きることが無いなら、当然の事ながら「悟りも無尽」なわけです。

ですが、世間では「煩悩無尽」と言うだけで「悟りも無尽」とは誰も言いません。

そして、釈迦やアンマやその他の覚者と呼ばれる方は、全てを悟られた方である、と勝手に思い込み、何らの疑問を持つこともありません。

ですが実際はそうではないのです。

例えば、釈迦は人類の中で最も高いレベルで悟られた方のおひとりですが、釈迦が悟られたといっても、それは生涯をかけて概ね宇宙全体の三割程度のことを悟られたのであり、全てを悟られたわけではないのです。

アンマとて同様です。

それでは、何故人間である限り、全てを「悟りきる」ことができないのかといえば、ある一定の幅以上は一度に悟れないように、様々な制限が設定されているからです。

何故そのようなカラクリが必要なのかといえば、そもそも地球で繰りひろげられているゲームは、悟ることよりも未知なるものを体験するためのゲームであり、簡単に悟れるようだと、未知なるものの体験が続けられなくなるからです。

また、猫も杓子もいとも簡単に悟りきれるゲームなど、面白みに欠けつまらないから、悟りが深まるにつれ自動的にハンデが増加し、悟ることがどんどん難しくなっていくような設定になっているのです。

この地球でのゲームは、ハンデを上げることによっていくらでも難易度を上げることができる、難しさに限界がないゲームなのです。

また、初級・中級・上級の各段階では様々な悟りの目標値が存在するが、最上級に至っては何らの具体的な目標値が存在しない、更なる未知なるものを体験するだけのゲームになっているのです。

もう少し具体的に話をすると、若い魂の場合、ある程度悟ると比較的スムーズにクンダリーニが上がっていくつかの超能力が復活し、サマディーに入って光明の世界で至福を味わうこともできますが、古い魂の場合、悟っても悟っても更なる試練が次から次に用意されていて、息つく暇もないのです。

そして能力的にも様々な鍵がかかっているため、クンダリーニを上げることさえ間間なりません。

皆さんがこれまで努力されてきたものをもってすれば、若い魂であれば、とうの昔に何人かのクンダリーニは上がり、アカシックレコードにアクセスしたり、チャネリングができたり、様々な超能力を発揮できたのでしょうが、古い魂ばかりだったため、そのようなことにはなりませんでした。

また、普通の方に較べ、皆さんは格段にお勉強が進んでいますが、それにもかかわらず、逆にあれやこれやと混乱ばかりが続いたはずです。

じゃあ、どうしてそうなるのかといえば、古い魂の場合、基本的には何でもありというか、ハンデが普通の方に較べメチャメチャきついから、当然の如くそうなるのです。

特に○○の場合、山ほどのハンデを背負い、時間切れまで根競べが続く地獄の耐久レースになっているため、後から後から降って湧いてくるエゴやカルマに振り回され、混乱の極みを体験された方もいたことでしょう。

○○のゲームは、○○以下と違い、悟ることではなく未知なるものを体験するだけのゲームだったのです。

今回たまたまのんびりされている方は、前回までにカリキュラムの大半を消化されていたのです。

それではこうした状況を踏まえ、具体的に皆さんが今後どう対応してゆけば良いかですが、毎日コツコツと愛を実践する過程で、エゴを取り除く努力を継続することしかほかに方法がないのです。

ほかにもっと良い方法があれば、いくらでも紹介したいところですが、いかように考えてもありませんでした。

最終的な結果を気にすることなく、常に愛を実践する前向きな姿勢というか、心構えというか、気の持ちようが何にもまして大事なのです。

これさえしっかりしていれば、若い魂のように超能力など無くても、またいかにお先真っ暗な地獄の耐久レースといえども、何とかやっていけるということです。

いつも申し上げていることですが、この宇宙の実在は愛だけです。

従って、皆さんがこの世で本来やるべきことも、また人様にお伝えすべきことも、愛だけです。

あとはどれをとっても、一切ノーカウントです。

ノーカウントとは、愛以外は、どれひとつとしてプラスのポイントにはならないということです。

愛以外は、どれもこれもみな皆さんを惑わす引っ掛けであり、大したものではないということです。

今年前半の焦点である夏至まで、あとわずかになってきました。

何が起こるのか、あるいはまた先送りされるのか、よくわかりませんが、どっちに転んでも良いように、この世で生ある限り常に愛を実践し、愛を選択し続けてください。

大切なのは、愛だけです。

どうかよろしくお願いいたします。

D

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ハマの旦那

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