天使たちが主宰するいくつかのチャネリング会の中でも、比較的まともな内容が多いC会で、最近おもしろいチャネリングを見つけた。
ひとつは、原文をそのまま紹介すると、
「宇宙の存在は過去からやって来ます。 それらはあなたがたの現在の中にはいません。それらは過去から来ているのです。それらの存在はあなたがたより知性が優れており、より賢明で、技術的に進歩しているということではありません。それらはあなたがたよりも遥かに霊的に進歩が遅れているのです。そして、その他のものは何も信じないでください。特にそれらがあなたがたを救うためにやって来た と言う言葉を信じないでください。それは嘘(a lie エイ・ライ)です・・・エイリアン(alien)、私たちは前にも言いましたが、それは嘘という言葉です。そこには壮大な情報が含まれています。その情報を利用することも出来ますが、でも憶えていてください、それは遠い遠い昔に、遥か彼方の場所で起きた話なのです」
といった内容だが、これによると、ペ天使たちは、これまでひた隠しにしてきた地球での制限ゲームの核心を突くようなことも、一部公開に踏み切ったようである。
どうして今頃になって公開に踏み切ったのか、例えば、あまりにも多くの他力本願派がホイホイ引っ掛かるものだから、それに対して軌道修正をするつもりなのか、それとも、もうそろそろ「オワリ」を始めるから、閉店前の出血大サービスのつもりなのか、なかなか彼らの意図は読みきれないが、これまでには無い画期的な出来事であることは確かである。
ただ、ウソをふんだんに盛り込んだ数々のチャネリングの黒幕が、実は自分たちだということを、正直に告白しているわけではないので、全てをディスクロージャーするつもりはないようである。
以前にもお話したが、宇宙人たちは、地球と人類の一大転換期を見学するためと、彼らが派遣した短期留学生を出迎えるのが目的で来ており、地球や人類によっぽど悪いこと、例えば、核戦争とか、彗星の衝突、とかが起きた時か、もしくはその反対に、よっぽど良いことが起きた時、例えば、人類が自力で富の再分配を成し遂げた時以外は、地球や人類に直接介入してくることは無いのである。
もうひとつは、原文が長いので、要旨だけ紹介しておくと、
「人類はこの夏、自らへの贈り物として、巨大な闇のエネルギーを選んだ。必ずしもそうする必要は無かったが、多くの人類がそれを選んだ。このため、これより数ヶ月以内にその影響が出てくるだろう」
といったものだが、前段部分は、2001年6月に、人類の集合意識は様々な艱難辛苦を通して 自らの魂をクリアーにしてゆくという選択をしているから、この夏に闇のエネルギーを選んだというのは、真っ赤なウソである。
この件に関して、もう一度おさらいをしておくと、2001年の夏にあった大天使メタトロンの公開チャネリングの席上、
「この夏、人類の集合意識が大混乱を選択したことにより、 変化の12年は確定した。過去14年、色んな可能性があったが、これからはもうない。全ては始まった、もう止まらない。人類が、変化の12年を平和裡に乗り越えられる可能性はゼロである。大混乱は、人間を短期間で変えるための最良の方法である。激変こそが、人間の本質である。善き事をする意思を表面化させ、人間の意識をクリアーにすることが出来る。これより、最短7年から最長12年の間で変化は完了する。この間、天変地異、核戦争、彗星の衝突のうち必ずひとつは起こる。もし核が使われた場合、終焉は恐るべき速さでやってくる。今から3年後には、人類の三分の一が淘汰されている可能性がある。また、2007年から2012年の間に、 人類の三分の二は淘汰されているだろう。2005年から、人間のDNAの変化が本格化する。また、2007年からは、大気の組成や、重力・引力が変化する。 大規模な地表の作り変えが行われるので、世界地図は一変する。 そうした変化に対応できるよう、今から準備した方が良い。仕事が無い、食べ物が無い、電気が無い、といった状況に備えなさい。地表で安全な場所は、どこにも無い。光を保持するものだけが、どこにいても無害である。彼らは、大いなる方から守られている。火山の噴火も、核爆発も、彗星の衝突も、みな光である。これから、そうした強大な光が、触れるもの全てを変えていく。そして、地球は火とクリスタルの領域になる。いにしえからの預言は全て成就する。これまで何千人かに話をしたが、残念ながら、理解したものは、たったの三人だった」
といった話を伺ったが、人類の集合意識は、今から四年前の2001年の6月に闇のエネルギー、すなわち大混乱を明確に選択していたのである。
また、翌2002年初頭の、同じく大天使メタトロンの個別セッションでも、
「今年の6月までに、カリフォルニアで大地震が起こる可能性がある。その次が日本で、それが全世界の火山の噴火の引き金になる。混乱のピークは、2005年から2007年の間であ」
といった話を伺ったが、少なくともその時点までは、人類の集合意識の選択が尊重され、2003年から2004年の間には、大混乱に突入する予定だったのである。
おわかりになったであろうか・・・。
それから、中段部分の、「必ずしもそうする必要が無かった」 というのは、明らかに詭弁である。
何故なら、百戦錬磨の優等生が宇宙一多く集まっている人類の集合意識が決めたということは、そうする必要があったからそうしたわけであり、決して不必要な選択をしたわけではないからである。
人類の集合意識は、表層意識とは違い、高次の意識の集合体であり、誰の目から見ても、最善の選択をしたのである。
それよりも、度重なる過剰介入によって、人類の集合意識の選択を今日まで握り潰してきたペ天使たちのほうがよっぽど問題である。
まあ、そうは言っても、彼らの仕事が、人類を徹底的に落とすことだから、 なんとも致し方ないが・・・。
それから、後段部分だが、これに関しては、まだ始まっていない。
良い機会だから、もう一度警告しておくと、皆さんの表層意識でいくら信じられなくても、そんなことは全くお構いなしにそれは起こるのである。
さて、風のうわさによると、今回、この世とあの世のからくりやペ天使たちのウソを見破ったのは、一人だったそうだ。
また、ペ天使たちにケンカを売ったのも、一人だったそうだ。
67億人いて、一人だったそうだ。
もしこれが本当なら、実に寂しい話である。