2004.7.26 ~ 2005.7.25
地球は、他の太陽系の惑星、例えば土星や木星と較べると、とってもちっちゃな星ですが、そのちっちゃな星であるのとは対照的に、近隣の銀河を含めても、ダントツの品揃えを誇る巨大デパートメントストアという側面を持っています。
どれ位すごいのかといえば、このちっちゃな地球ひとつで、数千の星に匹敵するくらいの品揃えを有しているのです。
何の品揃えかというと、愛がないとどれだけ悲惨なことが起こるのか、という品揃えです。
ニューエイジにかぶれておられるような方の中には、よその星の魂たちからのチャネリングを、さも神様からの言葉のように錯覚し、一般の方が知らないようなことを知っているというだけで、優越感をお持ちになっているような方が大勢いらっしゃいますが、魂のキャリアという観点から見た場合、チャネリングをしてくる方より、人類の方がズーッと格が上なのである、ということを早く悟らなければなりません。
彼らのほとんどは、あくまで善意からチャネリングしてくれているのですが、学ばなければならないのは実は彼らの方であり、私たち人類が彼らから学ぶというよりも、彼らのほうが何倍も人類から学ぶべきことがあるのです。
私たち人類は、生まれる前に記憶を消され、またほとんどの能力をそぎ落とされ、無知無能に近い状態で生まれてくることを条件に転生してきているため、一時的に全て忘れさせられてしまっているだけであって、本来なら、彼らから改めて学ばなければならないようなことはあまりないのです。
また仮に、地球の噂を聞きつけたチャレンジ精神旺盛などこかの星の魂が、是非とも地球に転生したいと願っても、なかなか転生してくることが許可されません。
何故なら、いろんな星で相当なキャリアを積んだ魂でも地球に馴染むのが難しいのに、ましてやキャリア不足の魂では、転生してもほとんど地球の生活に対応できないからです。
一般的な星の場合、愛と愛のない状態の比率が、90:10とか、80:20とか、極めて平和なバージョンがほとんどですから、よほどの星でもない限り70:30を越えるようなことはないのです。
何故なら、80:20といったレベルでも、そこの魂たちにとってはいろんな困難が伴うかなり荷の重いレベルだからです。
それに較べこの地球という星は、その比率が、60:40とか、時には51:49とか、愛と愛のない状態が逆転するギリギリのところで頑張ってきた、宇宙広しといえども、最高レベルで愛がない稀有な星なのです。
ですから、人類は他の星の魂たちから学ぶ暇があったら、すぐそばにいてもがき苦しんでいる人類からこそ学ばなければならないのであって、チャネリングにいちいち感心しているようではいけないのです。
この地球上で繰り広げられている、ありとあらゆる苦しみや悲しみの現実から目をそむけることなく、問題を真正面から捉え、その問題となっているものの本質、すなわち、愛がないからそうなっているのだ、と見極めることができるのかどうかが、皆さんにとってアセンションできるかどうかの、運命の分かれ道ともなります。
人類は、愛がないとどれだけ悲惨なことになるのか、を骨の髄までしみわたるほど繰り返し体験し、もって、愛というものがいかに大切であるのか、を深く魂に刻み込むために地球にやってきました。
この年から激化する一連の災厄は、人類の不完全な知識や常識、また永遠にも続くと思われたパラダイムを、根底から一気に覆すことによって、こうしたことを速やかに思い出させるための、巨大な目覚まし時計の役割をはたすのです。
とてつもない大きな音が地球中に鳴り響きますが、このHPをご覧の皆さんは、こうした目に見える表面的な変化だけにとらわれて右往左往することなく、自身の内面から沸き起こる大きな変化を見失うことがないようにして下さい。
愛、すべては愛であり、あらゆる問題解決の鍵も愛だけなのです。
自らの奥底にひそんでいる愛の種をいつくしみ育て、蓮華のような大輪の花を咲かせることができたものだけが、一連の災厄から安全でいることができます。
これが法華経の骨子ですが、別段法華経を読みなさい、とか、勉強をしなさい、と言っている訳ではありません。
呉々も誤解しないように。
また、ひと言付け加えるなら、お経は読んだり書いたりするというよりも、書いてあることを実践すべきものです。
さて、この年から大きな地震が起こったり、また火山活動が本格化し、後半には新大陸の一部が水面下で大きく隆起したり、逆に沿岸部にある主要都市が異常潮位に見舞われるようになります。
こうした件に関して、エドガーケイシーのリーディングや、マリアエネルギーからのメッセージは極めて正確です。
是非、参考にされたらよいでしょう。
噴き上げられた火山灰により、飛行機が飛べなくなる地域や時期が増えてきます。
何故なら、火山灰がジェットエンジンの中でガラス化し、エンジンを停止させてしまうからです。
また、異常潮位によって海岸沿いの道路や鉄道は寸断されたり、加えて使用不能となる港が増え、世界中の貿易や交通はかなり減少することになるでしょう。
また火山灰は、食料生産に関しても暗い影を落とし、早ければ2005年の後半には食糧不足が深刻化することになります。
第三世界と呼ばれている国々では、現時点でも飢饉や飢餓など珍しくありませんが、豊かさを誇るこの日本で、1833年~1836年の天保の飢饉以来の飢饉が、この年にも始まる可能性があります。
ですから、今からでも準備なされることを強くお勧めしておきます。
こうした本格的な災厄の始まりにより、人類の生活レベルは、2007年末頃までに50年から100年前へ、2012年末頃までには300年から1000年前へ、タイムスリップしてゆくことになるでしょう。