「匂いきて、音色わびしき、腹時計」
「無意識に、パタパタ開ける、冷蔵庫」
某月某日、○日目
私はこのHPで、大別すると二種類の事を書いてきた。
ひとつは自分が書きたいこと、すなわち神と人と愛について、もうひとつは大天使カフィエルらのリクエストによるもの、すなわち預言や黙示録の解説など近未来の可能性である。
預言に関することをなぜ引き受けたかといえば、自分自身が興味を持っていたこともあるが、破壊担当の天使たちが今何を考えているか、またこれから彼らが何を引き起こそうとしているかを、みなさんに公表した方が良いと判断したからである。
預言と黙示録の解説のどちらも、本来は私の役回りではなかったが、予定されていた皆さん全員が沈没したままなので、やむなく私がピンチヒッターになった経緯がある。
全員とは約百人ほどである。
書く前からおおよその見当はついていたが、大体予想されたような反応があった。
まあ、書いている本人は頼まれて書いただけなので、全ての責任は大天使にあると思っているから、意外と気楽なものである。
大天使サイドとしては、この一件を利用し、ものはついでに私を奈落の底まで落としたかったようだが、彼らの狙いどおりにはいかなかったようだ。
私が四方八方の方たちに対して、苦言を呈したり警鐘を鳴らすという、イヤな役どころを引き受けていることを見抜いた心優しき方たちからは、さぞかし大変だったろう、と気遣って頂いた。
一方、何かにつけ吠えないと気が済まない方たちも大勢いたが、遠吠えしているだけで、別にどうってことはなかった。
暇な時に、そのうちの何人かをチェックしてみたが、曰く因縁のある方がゾロゾロと出てきた。
その中には、知らない人がいないくらいの有名人もいた。
もし公表すれば、それこそ世界中が蜂の巣を突ついたようになるだろう。
驚いたことに、彼らは数千年もの間、手を変え品を変え、ありとあらゆるネガティブなことを繰り返していた。
そして今世でも、自己の矛盾に気づけないまま、梁山泊を気取りイッパシの正義漢ぶっていたのには笑ってしまった。
彼らに共通することは、エゴに振り回されて正常な判断を欠き、加えて自分の一挙手一挙動が細大漏らさず白日の下に晒されていることに知恵が及ばない、という点である。
まあ、カルマの引きがそれだけ強いのだろうが、何となくあわれさを感じた。
一度作ってしまった大きなカルマとは、かくも尾を引くものなのだろうか。
他人事ながら改めて考えさせられてしまった。
宇宙の果てのごとく深遠なるもの、「カルマ」
人知の及ばないところで、今日も「カルマ」は巡っている・・・・・。
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