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〜 欲と苦楽は穢土の華 〜

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組曲D 第4楽章 2004/3/1

  • 2021年10月23日
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「アフリカの、餓えの苦しみ、身に刺さる」

「子供らの、ひもじさ思い、空仰ぐ」

某月某日、○日目

「ウソツキ大魔王」や「ペテン師の大親分」と付き合い始めてから、かれこれ1年と数ヶ月が経過した。

彼らとは、どうやらズーッと以前からの知悉の仲らしいのだが、現時点では超能力がひとつも復活していないので、詳細については何が何やら今もわからずじまいである。

彼らとのやりとりは、その一部をHPに記載したとおり、当初の半年間は正直言ってあれやこれやと散々に振り回され、何度も閉口した。

が一方では、そうしたドタバタ劇のお陰で、かねてからやめようやめようと思っていた20年近く続けた仕事もスパッとやめることが出来、ついでに色んなものを片っ端から整理出来、良いこともあった。

まあ昔から「無一物」「無所有」「放下」といった言葉が妙に頭にこびりついて離れず、一時期はどうしたものかと思案していたくらいであったから、もっけの幸いというか、渡りに船で、差し引きするとかえって良かったかな、と最近は思うようになっている。

ひょっとすると、災い転じて福となすというか、転んでもただでは起きなかったのかも知れない。

誤解しないでいただきたいのは、私は今も普通の生活をしており、モノを一切合財全部処分したということではなく、モノはあるにはあるが、ほとんど執着しなくなったということである。

ここに至るまでの経緯を述べれば、7・8年ほど前から思うところがあって「捨てる」「減らす」 「絞る」をこまめに何度も繰り返し、多かった時の三分の一以下には圧縮していたものの、意識の奥深いところにある所有欲の芯の部分がどうしても拭い去ることが出来ずに、小康状態が続いていた。

口ではどんなに立派なことをのたまう方であろうが、モノやカネが身近にある限り、それらに対し自身が放つエレメンタルが絡み付いて日々増幅するプロセスは、いかように頑張っても絶対に停止させることなど出来ない。

こうした欲が増幅してゆく詳細なメカニズムを以前から繰り返し学習し、頭の中では重々理解しているつもりではいたのだが、現実問題としてそうした悪循環をズバッと断ち切ることが出来ない日々が続いていた。

過去の一時期、人一倍モノやカネに執着していたことがあり、その頃と比較すると、まさに振り子が端から端に振れたぐらい、気持ちがスカッとふっ切れた。

本当に清清した、という感じであった。

余勢を駆って、ものはついでに食もズバッと切り捨てたら、今度は怖いものが一気に減少した。

常日頃から、いつ何時何があってもいいように「食えなんだら食うな」と自分自身に繰り返し言い聞かせてきた功徳もあったのか、何とも不思議な連鎖反応であった。

その昔キリストが、弟子入りを希望した金持ちの若者に対し「全ての財産を貧しい人たちに分け与えることができたら、汝の希望をかなえよう」と言い渡し、また「金持ちが天国の門をくぐるのは、ラクダが針の穴を通るよりも難しい」と例え話で無所有を志向することの意義深さを説かれたが、これらはまことに真理の言葉であると、今回の体験を通して納得した。

色んなチャネリングによると、多くの人類はこれから三回の引越しをすることになるだろうと伝えてきている。

それによると、一回目は車で、二回目は手に持てるだけ、三回目は着の身着のままになるそうだ。

これは近未来の可能性をわかりやすく噛み砕いて例え話にしたものだが、もしそうだとすると、必然的に回を追うごと無所有に近づいてゆくことになる。

キリストの訓示以来2000年経った今も、人間は無所有に近づかない限り一番大切なものを思い出せない状況にあるとすれば、彼らが言うところの三回の引越しプランは、人間にとって極めて即効性の高い合理的な学習プログラムである・・・・・。

D

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ハマの旦那

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Author
ハマの旦那
算命学・人相観などを用いて組織開発・人材開発支援をいたしております。
Ṣatpāramitā

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