Frankie goes to Hollywood の1983年のヒット曲
とは関係ないのですが、
ちょっとした流行りなのかなと思うくらい
至るところでリラックスの重要性が喧伝されていますね。
合氣道や禅や瞑想の経験から見て
何かしようと思ったら、
1にも2にもリラックスが大切だ
というのは間違っていないのですが、
どこに力が入っているかが分からない
という方が案外多いのではないでしょうか。
武道やヨガや瞑想では、
体の細部にわたって、
どこが緊張しているかを感じ取って、
力みを抜いていくことを稽古します。
だから、日常的に体の表面にも内部にも
意識を巡らせているつもりだったのですが、
意外なところに緊張が走っていたことに
気づかせていただく経験をしました。
それは、目です。
正確には眼筋ですね。
楽読という速読メソッドの一種の体験会に
参加させていただいたのですが、
眼筋のストレッチをするだけで、
私の場合、なんと、読むスピードが
3倍になりましたw
これはもちろん、楽読メソッドに含まれる
呼吸法やその他の筋肉の弛緩について、
私が専門的日常的に行なっているから
ある意味で既に体の土台ができていたため
ではあると思いますが、正直驚きました。
確かに、日がな一日、PCを使う仕事をしていれば、
さぞ眼筋にも披露が溜まるだろうことと思います。
でも、気づかないんですね。
普段からその部位を意識的に意識していないと。
ある意味で、病気になる人はみんなそうなのでは
ないかと思うのです。
気づいたときには、
症状がある程度まで進んでしまっている。
兆候が見られる程度の時には、
異状に気付けない。
病気だけではないかもしれませんね。
企業の倒産やある種の事故などもそうかもしれません。
意識を向けてみたら、
重大な問題を抱えていたなんていう状況が、
実は日常に潜んでいるのかもしれませんね。
みなさんにも、日ごろよく使うのに、
意識を向けていない何かはありませんか?