記録に残らないから良いものを敢えて文字として残す事は如何なものかと思いつつ、皆で何を考察したのか、その足跡をたどることができるようにするためにここに記すものとする。
パラレルワールド間の移動
パラレルワールドとは、人がどのように世界を見ているかということだとは以前述べた。
大前研一さんによれば、人生を変える方法は3つ。
- 時間配分を変える
- 付き合う人を変える
- 住む場所を変える
引っ越すだけで人生が変わる。
それはとりもなおさず別のパラレルワールドに移行したと言っても良いのかも知れない。
思考実験として、自分のことを知っている人が一人もいない、日本語も通じない見ず知らずの土地に引っ越したとしたら。
使う言語自体変えなければならないので、自分の思考も変わる。
過去のしがらみがない代わりに、積み重ねた実績も信用もない。
とすると、ある意味別人になってしまうのは当然のことかもしれない。
つまり、今の現実に満足していないのなら、自分が存在する物理空間を変えるだけで現実を変化させることはできる。
自分の現実の捉え方が変わるだけかもしれないが、外部環境の変化は認識可能な現実の変化なのだからほぼ同値だ。
自分の意図した通りの変化が得られるかどうかは別として、現状に安住したくないのなら、環境を変えてみるというのは良い手立てだと思う。
断捨離など、小さなことの積み重ねが掛け算で効いてくることもあるだろうし、毎日に自ら変化をもたらし続けることが人生を楽しく過ごすコツなのだろう。