記録に残らないから良いものを敢えて文字として残す事は如何なものかと思いつつ、皆で何を考察したのか、その足跡をたどることができるようにするためにここに記すものとする。
ゼロポイント
体癖によって、ある特定の動きはやりやすいが、別の動きがやりにくいといったことがある。
ヨガで言えば、得意なアーサナと不得意なアーサナがあるなど。
考え方に偏りがあれば、ある事象について盲点ができ、観自在とは言えない状態に陥る。
癖や偏りは、ある意味でその人の個性である。
自分を知るということは、ゼロポイントからの座標を知ることでもある。
どんな軸を設定するかによって見え方は変わるから、一意に定義できるような便利な概念は存在しないだろうけど。
何事も元に戻すという動作は大切だ。
間違っていたと気づいたらやり直せばよい。
出船の港に戻るとか、原点回帰とか、色々な言い方があるくらい、元が何であったかを知ることは重要なことなのだろう。
人生に於いては、生前のブループリントがそれに当たるのかな。
旅に出たら家に帰る。
家がどこだったか見失っている人も多いようだけど、明らかに彼岸が家なのよね。
で、フラクタル構造になっているから、その家も仮の家だったりして。
仮の家から元の家に帰ることを解脱の言うのかな。