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第26回 Urban Enlightenment 〜世俗にまみれて愉しく悟る〜

  • 2021年8月30日
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フィルターバブル

「フィルターバブル」なる言葉を初めて知った。

数年前にそういったタイトルの本が出ているようだ。

読んでいないので内容は知らないが、同様の概念は大昔からあり、何もインターネット上に限ったことではないと感じた。

インターネット以前の世界であれば、物理空間を軸にしたサイロ化が、どんな社会でも常態として観察できた。

インターネットは、それらの壁を超えるものと思われていたが、逆に情報空間で同じことが起きた。

ただそれだけのことのように思う。

ある種のパラレルワールド

フィルターバブルの概念は、パラレルワールドと近いものがある。

Urban Enlightenment内でしばしば語っている事だが、人の認識こそが、その人の宇宙そのものである。

どのような情報が入ってくる場所に身を置いているのかが、自分の存在するパラレルを表していると言って差し支えない。

従って、別のパラレルに移行しようと思えば、情報収集のポジションを変えればいいのだ。

情報発信する内容やポジションを変えることも同値だろう。

多くの場合、今いる平面の問題を解決しようと思えば、1つ上のレイヤーからものを観る必要がある。

いつ如何なる状況であれ、物事をメタに見ることができない人間には、目前の問題すら解決することが難しい。

そのような人は、いつまで経っても今のパラレルから外に出ることができない。

パラレルワールドとコンフォートゾーン

人は誰しも自分のコンフォートゾーンに安住しようとする傾向がある。

今いるパラレルは、その人にとってのコンフォートゾーンだからそこにいるのだ。

ある一時期をそこで過ごすことには当然価値があり、十分に楽しむべきだとは思うが、そこにあまりにも長居をしてしまう事は、人生の目的を忘れてしまいかねない。

瞑想で超意識状態になることが気持ちよくて、それを目的化してしまうようなものだ。

大変失礼ながら、それでは、猿のオナ◯ーと何ら変わらない。

よく修行の階梯といった話があるが、おそらくは無限の段階があるのである。

どこまでいっても、人間は常に自分が今いる情報空間をよく理解し、かつ、その1つメタなポジションに上がっていく努力を永久に強いられるように思う。

強いられるという表現は語弊があるが、そのようなゲームになっているのだ。おそらく。

「フィルターバブル」という言葉は、そういった概念をうまくまとめて認識させてくれる便利な言葉だ。

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