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第4回 Urban Enlightenment 〜世俗にまみれて愉しく悟る〜

  • 2021年2月21日
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記録に残らないから良いものを敢えて文字として残す事は如何なものかと思いつつ、皆で何を考察したのか、その足跡をたどることができるようにするためにここに記すものとする。

瞑想とは直面である

直面とは、物事をありのまま扱うこと。
と私は定義している。

見せかけがないこととも言える。

自分を大きく見せたり、強く見せたり、人を肩書だけで尊敬したり、見下したり、考え事をしながら話を聞いたりするのではなく、素の自分で人様や物事を見、聞き、触れる。

無駄な考えが走っていない状態で居続けること。

それが直面である。

自分を含め多くの人は、常になんらかの思考が脳内で回っているノイジーな状態で日々を過ごしている。

つまり、物事に直面できていない。

瞑想などの修行は、そういった色眼鏡やフィルターやノイズ的なものを徹底的に落としていった挙げ句、存在の素の状態を探るものであると言ってもよいと思う。

ヴィパッサナーが典型的か。

瞑想と生産性

コミュニケーションとは、人と人との考えのやり取りである。
と私は定義している。

ちなみに、ここではフィジカルなコミュニケーションは論じない。

ノイジーな状態では、人の話をきちんと聞くことができない。

相手の考えをきちんと理解できないので、当然にこちらも理解されることは期待できない。

つまり、コミュニケーションが成立しない。

会社員時代の会議など、ほぼ100%そのような状況であった。

もし、多くの組織が同様であるならば、社会全体として極めて生産性の低い行為が横行しているのだ。

理解のないところにまともな生産活動などない。

一方で気心が知れた者同士の会話では、一拍早く、相手が伝えようとしていることが言葉になる前に分かることがある。

2者間にノイズがないからだと思う。

また、コミュニケーションでは言葉ではなく、人の意図が伝わるものだ。

もし、気心の知れた者同士のように、多くの人とクリアに意図を伝え合うことができたら、非常に生産的ではないか。

瞑想による組織風土改善

瞑想の入り口がどこにあるかを言葉で表現することは難しい。

マジな自分、それに気づいている自分、その両者が自分自身であると知って同時に眺めている自分。

弁証法でいう、正反合のような。

その「合」あたりが入り口というか。

何にしても言葉にすると嘘になる。

それはさておき、多忙でノイジーな日常を瞑想的に過ごすことこそがUE的な修行であると言いたい。

瞑想に近い状態でのコミュニケーションは極めて効率的。

コミュニケーションロスがないので、コンフリクトを生まない。

だとするならば、構成員の多くが瞑想的に過ごしている組織は生産性が高いはずだ。

相互理解が当たり前なので、当然に組織風土も良くなる。

その場にいると人が浄化(この言葉は好きではないが)されていく。

あるいは、思考もクリアになっていく。

そんな場で働きたいと多くの人は思うのではないか。

日常を瞑想的に過ごす

悟り的なものを目指す修行は、常々瞑想状態から外れてしまっていることに気づいてスイッチを入れ直すことの繰り返しだ。

最初は100戦100敗。

それでもめげずに歩みを止めない。

そうしない限り進歩はない厳しい道程だ。

だが、それがいい。

私はそのような道を歩みたいし、それが人間社会を良くしていくと信じる。

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ハマの旦那
算命学・人相観などを用いて組織開発・人材開発支援をいたしております。
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