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第6回 Urban Enlightenment 〜世俗にまみれて愉しく悟る〜

  • 2021年3月7日
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記録に残らないから良いものを敢えて文字として残す事は如何なものかと思いつつ、皆で何を考察したのか、その足跡をたどることができるようにするためにここに記すものとする。

土着意識とコンフォートゾーン

同じ土地に長く住むことは、ある意味でコンフォートゾーンに留まり続けることである。

土地に対する執着が生まれている状態。

自分の街を愛すること、地域への貢献意欲を持つことは人として美しい在り方だと思う。

しかし、いつの間にか自分の世界観が狭いものになってしまってはいないか自省すべきであろう。修行者としては。

修行というもの自体が、今のコンフォートゾーンから出るということに対する飽くなき挑戦なのだから。

茹でガエルの喩えを出すまでもなく、外部環境は常に変化し続けている。

もしかすると、集合意識についてもそれはあるのではないか?

この星や国の精神性の正規分布の山が移動しているといったことが。

コンフォートゾーンに留まることは精神的土着。

「書を捨て町へ出よう」どころか「街を捨て国を出よう」くらいがちょうどよいのかもしれない。

引っ越しの効用

物理的な環境を定期的に変えることは、コンフォートゾーンから出ようとする意識を維持するのに役に立つ。

もちろん断捨離をすることによる副次的効果もある。

断捨離については、テーマとして使い古されていて議論の余地はあまりない。

方位取りについても同様にここでは議論しない。

住環境として1箇所に留まり続けると、物が増えやすいし、そこでの人間関係や思い出や愛着といった自分にとっての現実性が、家や土地に対して積み増されていく。

そういったものを一度リセットできる。

つまり、氣が軽い状態になる。

何でも捨ててしまえと言っているのではない。

長く留まりたいと思う土地や街を見つけたら、そこの何が欲しいのか?

自分の所有性をよく観察することだ。

そこで得たいものが得られれば、留まる理由も消滅するはず。

満足したらすぐに次に取り掛かろう。

初禅の心地よさに留まってはならないのと同じか。

人と一期一会であるように、自らの感覚とも一期一会。

その場その時に十全に味わいたいものだ。

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